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【CLOSE UP】陸上と思うな、人生と思え!(2)

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福岡県行橋市

“白石イズム”によって、人生が変わった教え子たちを紹介。

◆01 前田徹平さん
2002年生まれ。小学4年生から陸上を始め、中学1年生から白石先生の指導を受ける。2017年男子1500mで全国大会に出場。現在、順天堂大学スポーツ健康科学部健康科学科4年生。陸上競技部長距離ブロック駅伝主務。

白石先生の下、陸上競技を行い人生が変わりました。ただ走るだけだと思っていた陸上競技ですが、普段の生活が陸上の結果に繋がることを学び、日常生活、学校生活、食事、休みの日の過ごし方、メンタルコントロールなど陸上で結果を残すために様々なことに取り組んできました。特に、「当たり前のことを当たり前に行う」ことを気を付けました。基本的な礼儀や言葉遣いなど、小さなタスクをきちんとこなすことで、信頼関係の構築や集団全体の機能性の向上、幸福感の上昇に繋がるということを学びました。また、白石先生の「自分にとって価値ある目標を設定し、段階を追って達成する」という言葉を今でも大切にしています。自分の進むべき道を明確にし、モチベーションを持ち続けるためにとても重要なことです。その目標を一度に達成しようと思うのではなく、スモールステップを踏みながら段階的に達成できるように常に心がけています。

◆02 有廣璃々香さん
2001年生まれ。中学1年生から陸上を始め、白石先生の指導を受ける。2019年U20日本陸上競技選手権大会女子800mで優勝。現在は、みやこ町で小学校教員として活躍。

中学で陸上を始め、右も左も分からなかった私に、白石先生は「全国大会に行く」という夢を与えて頂き、それを実現させて下さいました。全国大会で準決勝進出が決まり、抱き合って喜んだ瞬間は忘れられません。そして、時に厳しく、時に優しく、愛情のある指導をして下さった白石先生のような先生になりたいと、教員をめざしました。支えてくださっている方々への感謝を忘れず、情熱を持って一生懸命に取り組めば、叶わない夢はないと思います。社会人になりましたが、何事にも挑戦し、成長し続けたいです!

◆03 ボール来未さん
1997年生まれ。旧姓:石丸来未。小学校1年生から陸上競技を始め、中学1年生から白石先生の指導を受ける。2012年、全日本中学校陸上競技選手権大会女子砲丸投げで優勝。

競技だけでなく、礼儀や日常的な行動についても学ぶことができ、社会に出てからもとても役に立っています。私は、物事を難しく考えてしまいがちでしたが、先生の指導はとても分かりやすく、イメージしやすかったです。試合前は必ず「あんたならやれるけん!」と声かけしてくださり、心強かったです。当時は、練習内容や決まり事等他校に比べると厳しいのでは?と思うこともありましたが、本気の選手には必ずサポートしてくださるので、他の選手と目指すレベルが違う!同じことをしていても強くはなれない!と気づき、考え方が変わりました。

今回のクローズアップでは、指導者として活躍する中京中学校陸上部、白石監督の指導方法やマインドについてご紹介しました。「陸上と思うな、人生と思え」。この言葉は、陸上だけのものではありません。バレー部の子も、書道部の子も、部活をしていない子も――。勉強において、社会において全てに当てはまる言葉です。何事も自分の人生として捉え、目標を設定して着実に歩んでいくことの大切さが込められています。簡単で構いません。ノートでもスマートフォンでも構いません。年齢に関わらず、目標や目標達成のための行動を書き留めてみませんか。成長への道しるべがそこにあります。

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