村の元気 赤村の1コマ(1)

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■3月26日　20年目の出発進行
◇あかむらトロッコ油須原線　4年ぶりに出発
コロナ禍で運行を見合わせていた「あかむらトロッコ油須原線」が4年ぶりに月1回の通常運行を再開し、120人ほどの観光客が訪れました。

乗客らは時速20キロほどのゆったりとしたスピードのなか、桜や菜の花が咲くのどかな田園風景を写真や動画に収めていました。
野原越トンネルでは一時停車し住みついたコウモリの群れを観察。トロッコの会の会員は「これほど多くのコウモリが飛ぶのは初めて。久しく立ち入りがなかった分、増えているのだと思う」と話しました。

▽安全祈願祭
運行に先立ち、3月11日に安全祈願祭が執り行われました。宇都宮正彦(うつのみやまさひこ)宮司ほかトロッコの会(上田洋(うえだふかし)会長)の15人が参加。1年間の安全運行を願いました。同日は東日本大震災から12年目を迎えた日でもあり、14時46分に東北地方に向け黙とうをささげ、震災復興が更に進むことを願いました。

▽あかむらトロッコとは
未成線のまま廃止となった赤村～嘉麻市を結ぶ「国鉄油須原線」の跡地を用いた観光トロッコ。平成15年(2003)に地元有志らによって結成された「あかむらトロッコの会」により、赤駅前～野原越トンネル(大任町境)の往復3.6キロを運行しています。

○次回は5月14日(日)運行します
とき：毎月第2日曜日(11月まで)　10時～16時(8月のみ第1日曜日)
ところ：赤駅前
寄附金：おとな300円　こども150円

問合せ：総務課企画調整係
【電話】内線711・712