■どうなる税金?サラリーマンが退職したら
▼年末調整や確定申告はどうすればいいの?
転職や再就職をするかどうかで異なります。
▽転職・再就職をした
→新しい会社で年末調整を受けてください
退職した年に再就職した場合や、年の途中で転職した場合には、もとの会社で年末調整を受けることができません。退職時に手渡された「給与所得の源泉徴収票」を新しい会社に提出し、給与総額に対する年末調整を受けることになります。
▽転職・再就職をしなかった
→確定申告が必要です
退職した年に転職も再就職もしない場合は年末調整が行われません。退職時までの給与にかかる所得税を確定申告で精算する必要があります。確定申告をすれば住民税申告の必要はありません。
▼住民税はどう納めるの?
転職・再就職の有無やタイミングで異なります。
▽前年所得分の住民税
〇すぐに新しい会社に勤めた
→本人の希望により給料天引きのまま継続して納めることができます。
〇しばらく勤めなかった
→退職した時期に応じて納めます。
〈6月~12月に退職〉
本人の希望で給料や退職金から残りの税額を一括徴収することができます。希望しない場合は納付書で市町村へ直接納めることになります。
〈翌年1月~5月に退職〉
給料や退職金から残りの税額が一括徴収されます。
▽その年の所得分の住民税
新しい会社から市町村へ提出される給与支払報告書に基づき、翌年度に改めて給料から天引きされることになります。天引きの状況は給与明細書で確認することができます。
問合せ:住民課税務係 窓口(4)
【電話】内線232
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