■ご存じですか 腎臓のこと CKD(慢性腎臓病)とは
体を正常な状態に保つために大切な臓器が腎臓です。
CKDは、慢性的に進行・経過するすべての腎臓病のことをいいます。
◇CKDに当てはまる人
・腎臓の働き(GFR)が健康な人の60%未満に低下している人
・尿にタンパク質が混じっている人
▽腎臓の働き5選
(1)塩分、老廃物の排出
(2)血圧の調整
(3)血液の生成促進
(4)骨の強化
(5)水分量やイオンバランスの調整
▽こんな症状はありませんか?
〇身体からのSOSサイン
・体がむくんで靴下のあとがつきやすい
・体がむくんで指輪がきつい
・睡眠後に3回以上トイレに行く
・疲れやすく常にだるい
・立ちくらみや貧血がよく起きる
・早歩きしただけで息が切れる
▽腎臓が正しく機能しないと…
・老廃物が体内に蓄積され、尿毒症に
・塩分と水分のバランスが崩れて、腎性高血圧に
・カルシウムが吸収されず、骨が弱くなる
・血液が十分につくられず、腎性貧血に
・イオンのバランスが悪くなり、細胞機能に悪影響が
▽「受けておけば…」は遅い
〇年に1度は健診を
生活習慣病と同様に、CKDも初期段階では自覚症状がありません。知らないうちに進行し、気がついたときには重症化しているケースが多く見られます。定期的に健診を受け、病気の芽はいち早く摘み取ってしまいましょう。
問合せ:住民課健康増進係 窓口(3)
【電話】内線232
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