都市に住む人との交流を目的に、昭和62年から行われている農業体験イベントは今年で38年目。福岡市や北九州市など、近隣都市圏から19世帯74人が参加し、1日を通じて赤村の農業、自然、食の魅力を発信しました。
▼野菜収穫and詰め放題
住民センター裏に位置する農場で収穫体験が行われました。役場職員が育てたジャガイモやラディッシュの収穫体験や、重さ5.5kgを目指し、感覚だけを頼りにジャガイモやタマネギを袋に詰め込む野菜詰め体験が行われました。
詰めた野菜はそのままお土産に。5.5kgピッタリを目指し、家族と相談しながら配分を考える人や、重量オーバーを気にせず、ありったけの野菜を詰めようとする人など、思い思いに楽しむ様子が見られました。
▼田植えand田んぼでクイズ
地元農家から赤村特産物センター裏の田んぼを借り受け、昔ながらの手植え体験が行われました。参加者らは足を取られながらも、苗を植える間隔を示すロープの目印を頼りに、深すぎず、浅すぎず、絶妙な力加減で田植えを楽しみました。
「源じいの森宿泊券」をめぐる○×形式のクイズ大会は大盛り上がり。「岩石山は村で一番高い山かどうか」「映画のロケ地になったかどうか」など赤村にまつわる問題が出されました。
▼「田んぼから食卓まで」を体験
「自然とのふれあい・心のふれあい・土とのふれあい」をテーマに、役場や地元農家、赤村特産物センター、源じいの森など、「オール赤村」でおもてなしするイベント「DO YOU 農?」。今回参加者らが植えた苗は、9月に予定されている収穫イベント「ザ・みのり」での刈り取りが予定されています。田植えと稲刈りを体験できる「食育」の側面からか、子育て世帯のリピーターが長年訪れる、名物イベントとなっています。
※詳しくは本紙P.2~3をご覧ください。
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