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包括連携協定事業 第9弾「JAL異文化交流講座」 11月13日

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福岡県赤村

▼多文化共生の時代を生きる「グローバル人財」育成へ
赤村と日本航空(株)との包括連携協定事業「人財育成」プログラムのひとつとして、異文化の習慣や価値観を理解し、受け入れる心を育むための「JAL異文化交流講座」が赤中学校で行われました。

▼客室乗務員から聞く台湾の文化
講師として訪れたのは「JALふるさとアンバサダーGLOBAL(グローバル)」のJUDY(ジュディ)さんとブルースさん。JALの台北基地、バンコク基地に属する客室乗務員で、日本へ赴任し、地域の魅力を発信する活動をしています。
台湾出身のJUDYさんはバイク文化や外食文化、日本とは異なる、指を使った「数の数え方」などを紹介。数字を示すジェスチャーの違いに、生徒たちは興味津々の様子でした。台湾の学校で一般的に設けられている「昼寝の時間」の話では、生徒たちから「うらやましい〜」の声が。「現地のおいしい食べ物は何ですか」「どうすれば英語がうまくなりますか」など、質疑応答では生徒たちから次々と手があがり、異文化への関心を高めている様子でした。

▼「伝える」よりも「伝わる」
コミュニケーションを実践5〜6人で班を組んだグループワークでは、外国(モーリタニア・イスラム共和国)の国旗デザインを「口語のみ」でメンバーへ伝えるワークを実施。身振り手振りを用いずに、相手へ情報を伝えることの難しさや、聞き取ることの大変さを、生徒たちは実感しているようでした。
JUDYさんは実際の機内で起き得る事例をもとに、スタッフ同士の情報共有が成されないと、お客様への安全・サー
ビスの低下につながってしまうことを説明。「『伝わる』コミュニケーションが何よりも大切です」とメッセージを送りました。
1〜3年生62人が受講した今回のプログラム。「飛行機がいつも快適なのは、お客様とのコミュニケーションにとても気を配っているからだと知りました」「客室乗務員になってみたい。修学旅行で飛行機に乗った時に、お仕事をよく見てみます」など前向きな感想が多くありました。

▽生徒たちの声
〇コミュニケーションの参考になったか
受講した生徒の90%が「参考になった」と回答

〇世界の国や文化に興味がわいたか
受講した生徒の85%が「興味がわいた」と回答

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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