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福岡県遠賀町

■全ての人が生きやすい社会へ
現在、遠賀町に住んでいる人のうち、障がい者手帳を持っている人は約1,300人(およそ15人に1人)。そのうち、精神疾患を理由とした手帳を持つ人は約230人です。
今回は、長年に渡り、障がいのある人を支援している山﨑健一さんに、精神疾患のある人たちとの接し方などについて、お話を伺いました。
『以前は精神科の病院で心理士として働いていましたが、障害者自立支援法をきっかけに、障がいのある人への支援で何かできないかと思い、「NPO法人きぬた」を設立しました。
活動する中で、精神疾患のある人と接する時に大切にしていることは「普通に接すること」です。見た目では障がいの有無を判断できませんし、落ち着いている時は全く分かりません。
また、障がい者手帳を持っていない人の中には、障がいと気づいていない、認めたくない人もいます。
本人が気づき、認め、自立するまでの支援には長期間を要するのですが、支援者の高齢化などにより、支援する力が限界に達していることが気がかりです。
もっともっと、多くの人が障がいのある人の支援に携われば、より良い発想が生まれ、支援の取り組みが広がっていくと思うので、これからは支援者の育成をしていきたいですね。』

▽山﨑健一さん
平成17年に「NPO法人きぬた」を設立。現在は「NPO法人きぬた」を辞職し、フリーランスで活動中。
※「NPO法人きぬた」では、就労継続支援A型、B型の事業所を運営し、障がい者などの理解を深める活動を行っています。

問い合わせ:協働人権係

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