特集2 災害に備えよう! ～町内一斉避難訓練～

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■自分の身は自分で守る
世界的な気象変動によって福岡県でも毎年のように自然災害が発生しています。
このような災害に対し、最も必要なことは「自分の命は自分で守る」という、意識と行動を伴った平時からの「自助」です。
平時からの自助とは「災害別に避難ルートを検討する」「防災リュックなどの非常時持ち出し品を用意する」「町または区が実施している防災訓練に参加する」など日頃から災害に備えておくことです。

■もしも遠賀川の堤防が決壊したら…
大雨によって、遠賀川の堤防が決壊した場合、遠賀町の大部分が浸水してしまいます。
そのため、浸水する前に必ず避難しておかなければなりません。
国の想定では、遠賀川の堤防(広渡付近)が決壊した場合、地域によっては、わずか10分程で浸水深が1mにまで達する場所もあります。
さらに3時間後には、JR遠賀川駅付近の浸水深は2m程になると想定されています。
浸水害が発生すると時間が経つほどに水かさが増し、移動が困難になっていくため、浸水害時に避難をする際には、とにかく「早く行動を開始」することが重要です。
なお、成人男性であっても、浸水深が50cm(ひざ丈程度)を超えると歩行は困難になります。

■町内一斉避難訓練を実施します
地域の人との連携確認や避難方法の実践、また、避難に手助けが必要な避難行動要支援者個別支援プラン登録者が、避難協力員や地区役員と一緒に避難方法を検討・実践することで、自助と共助の向上を図ります。
また、本来の避難方法は徒歩を原則としていますが、今回の訓練では、緊急時の対策として自家用車を活用した訓練も実施します。
災害時の避難に不安がある人は積極的に避難訓練へ参加しましょう。

「堤防の決壊場所によっても浸水深が変わってくるよ。ちなみに、決壊しなくても浸水する場所があるから、自分の住んでいる地域を「遠賀町防災ハザードマップ」で確認しておこう!」※遠賀町ホームページからダウンロードもできます。

■避難時の服装CHECK!
・ヘルメットや防災ずきんで頭を守りましょう。
・けがなどを防ぐために、長袖・長ズボンを着用しましょう。
・底の厚い運動靴を履きましょう。

■町内一斉避難訓練
6月4日(日)
9：00～11：30

▽訓練の想定内容
9：00　大雨の影響により町内全域に高齢者等避難を発令
(町から防災行政無線・エリアメールなどで避難情報を発信)
10：00　大雨の影響により避難指示を発令、避難開始
(町から防災行政無線・エリアメールなどで避難情報を発信)
11：15　各避難場所への避難完了
11：30　避難指示を解除、訓練終了
(町から防災行政無線・エリアメールなどで避難情報を発信)

▽指定避難場所
・遠賀中学校体育館およびグラウンド(駐車上限160台)
・遠賀南中学校体育館およびグラウンド(駐車上限160台)
・広渡小学校(徒歩限定、駐車・停車なし)
・おんがみらいテラス(徒歩限定、駐車・停車なし)
・ゆめタウン遠賀屋上駐車場(自家用車限定、駐車上限200台)
・【芦屋町】リカバリーセンターひびき(自家用車限定、駐車上限20台)
・【芦屋町】粟屋区公民館(駐車上限20台)

▽訓練の流れ
「避難ルートと非常時持ち出し品を確認して避難場所へGO !」
「備蓄品の消耗具合や賞味期限などの確認も忘れずに!」
1　訓練開始前に自分の避難先がどこになるのか「遠賀町防災ハザードマップ」で確認する。
2　9：00に高齢者等避難が発令された後、非常時持ち出し品を確認・用意する。
3　10：00に避難指示が発令された後、指定避難場所に徒歩・自家用車で避難を開始する。
※避難行動要支援者個別支援プラン登録者は避難協力員と一緒に避難してください。
※避難する際は道路冠水などに備え、徒歩・自家用車別に、なるべく複数ルートを検討しましょう。
4　11：15までに避難を完了する。11：30に避難指示が解除されると訓練終了です。

※各地区で決定した訓練計画が優先されますので、地区と連携して参加する人は、各地区役員に問い合わせてください

▽訓練のポイント
「協力して避難しよう!」
・避難行動要支援者個別支援プラン登録者は避難協力員・地区役員と連携し、訓練に参加しましょう。
・当日の防災無線による放送やエリアメールは「訓練用」です。慌てて行動しないようにしましょう。
・避難所内へ入る人は、上履きを用意しましょう。
・今回は自家用車も使用した訓練です。避難場所周辺で交通渋滞が発生する可能性がありますので、ご了承ください。
・防災行政無線放送がはっきりと聞こえなかった場合は「【電話】0120-684-428」に電話して、放送内容を確認しましょう。

問い合わせ：防災安全係
【電話】093-293-1234(代表)