■“エシカル消費”と人権
皆さんは、持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールのうち、12番目の「つくる責任、つかう責任」に関連する取り組みの1つでもある「エシカル消費」を知っていますか?
エシカル消費とは、消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮し、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うことです。
課題の1つには、原材料の多くを生産する発展途上国での長時間労働や児童労働、低賃金など、働いても貧困に苦しむ人たちがいることが挙げられます。
このような環境下で作られた商品を購入することは「自分には関係ない」と思っていても、間接的に貧困や人権問題に加担することになってしまうのです。
商品やサービスが、どこでどんな人に作られたのか、思いを巡らせてみませんか。
消費と社会のつながりを「自分ごと」として捉え、世界の未来を変えるため、私たちにできることを少しずつ始めていきましょう。
▽エシカル消費の一例
・フェアトレード商品を選ぶ
※フェアトレードとは、発展途上国で作られた製品を適正な価格で継続的に取引すること
・寄付付き商品を選ぶ
・障がいがある人の支援につながる商品を選ぶ
・地元の食材や商品を買う
・マイバック・マイボトルを使う
問い合わせ:協働人権係
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