■災害時に役立つ「水のう」
毎年のように発生するようになった豪雨災害。近年では線状降水帯や記録的短時間大雨情報など、比較的短い時間で豪雨災害の備えをしなければならない状況も増えてきました。
そこで事前に作っておくと、役立つアイテムの一つが「水のう」です。水のうは、主に台風や集中豪雨などの大雨時に、家の中への浸水を防ぐために使用するもので、「土のう」と比べて軽いため扱いやすく、家庭にあるもので簡単に作ることができます。
水のうを知っておけば、不測の事態に、高齢者や子どもなどでも、簡単に水害に備えることができ、その後の断水対策としても利用できます。
被害を受ける前に家族みんなで作ってみませんか?
◆MEMO 水のうの作り方と使用例
▽作り方
・40~45リットル程度のごみ袋を2枚重ねる
・袋の半分程度まで水を入れる
・中の空気を押し出し、袋の口をねじって、しっかりと結ぶ
▽使用例
・浸水被害から家屋を守るため、玄関前や勝手口に段ボールやビニールシートを敷き、その上に隙間なく水のうを配置する
・排水溝からの汚水の逆流を防ぐため、浴室・浴槽・便器の中、洗濯機の排水口などの上に水のうを載せる。
問い合わせ:防災安全係
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