特集1 新年のごあいさつ

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■まちがつながり　ひとがつながる　未来へつなぐ　遠賀町
遠賀町長　古野　修
新年おめでとうございます。
皆さまにおかれましては、よき新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が五類感染症となり、家庭、学校、地域などあらゆる場面でウィズコロナへと移行が進みました。
また、エネルギー・食料価格の高騰が続き、今もなお私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。

遠賀町では、4月に「おんがみらいテラス」が町内外から多くの人が集って交流できる施設としてオープンし、同施設で開催した福岡県植樹祭にあわせて、人獣共通感染症を予防し、人や動物の健康と健全な環境が調和した社会を次世代へつなぐため「遠賀町ワンヘルス推進宣言」を行いました。(4・5ページ参照)

また、7月に開催された世界水泳選手権2023福岡大会では、遠賀町出身の鈴木聡美さん(ミキハウス)が、出場した全種目で決勝に進出して自己ベストを更新し、私たちに大きな感動をいただきました。
その勢いのままに、令和6年のスタートを切り、防災や子育て支援などをさらに前へ進めてまいります。

さて、本年4月に遠賀町は町制施行60周年を迎え、人間でいえば還暦となります。
町民の皆さまが「遠賀町に住んでいてよかった」と実感できるよう、60周年を記念してさまざまな事業を展開する予定です。
併せて、町のキャッチコピー「おんが　あるから　フできる」も決定しました。交通の利便性が高い町ながら、豊かな自然にも恵まれている、ゆったりと住みやすい町の魅力を、町内外に発信し、イメージの向上を図ってまいります。

先人たちが築いてきた「これまでの遠賀町」を、まちの将来を担う子どもたちへよりよい形で引き継ぎ、第6次遠賀町総合計画の目指すべき町の将来像「まちがつながりひとがつながる未来へつなぐ遠賀町」を実現してまいります。

結びに、本年が皆さまにとって、夢と希望に満ちた一年になりますことを心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。