■「守りたい 未来があるから 火の用心」(令和6年度全国統一防火標語)
消防庁の統計によると、令和4年の火災発生件数は全国で3万6,375件、1日当たり約100件の火災が発生しています。そのうち住宅火災は1万1,017件に上り、火元はコンロが最多の1,791件、その半数が「消し忘れ」です。
コンロは日常的に扱うものだからこそ油断禁物。コンロ火災で原因となることが多い「天ぷら油」は、360℃を超えると火種がなくても発火するため、注意が必要です。
また、スマートフォンなどに使われる「リチウムイオン電池」による火災も増えています。誤った使い方をすると、破裂して中の電解液が漏れ出し火災の原因となります。
空気が乾燥するこれからの季節は、火災が起きやすくなるため、とくに気をつけましょう。
11月9日(土)~15日(金)は「秋の火災予防週間」!期間中は、町内へ注意を呼びかけるために、遠賀町消防団が巡回します。誰でも火災を引き起こす可能性があることを忘れず、火災予防に努めましょう。
▽MEMO 命を守るため、これだけは気をつけよう!
1.コンロから離れるときは必ず火を消す
2.ストーブなど、熱をもつ製品の近くに燃えやすいものを置かない
3.寝たばこは絶対にしない
4.電化製品は正しく取り扱う
5.コンセントはほこりを取り除き、不要なプラグは抜く
問い合わせ:防災安全係
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