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■生死に直結!? 災害時にも大切な口腔ケア
不規則な生活になりがちな災害時の避難生活では、睡眠不足やストレス増大などから口腔機能が低下します。
口の中を清潔に保つことができないと、インフルエンザや風邪などの感染症にかかるリスクが高くなり、とくに高齢者は、口内の細菌が気道に入って誤嚥(ごえん)性肺炎を起こしやすくなるため注意が必要です。
平成28年熊本地震では、死者273人の約8割が避難生活中の疾病などによる災害関連死、そのうち約3割が誤嚥性肺炎などの呼吸器系疾患によって亡くなっています。命を守るためにも、災害時の口腔ケアには、普段以上に気を配らなければなりません。
持ち出し品に口腔ケア用品は入っていますか?災害時は医療を満足に受けることができないので虫歯も避けたいですよね。いざという時に困らないよう準備しておきましょう。

▽MEMO　口腔ケアに役立つ!災害時持ち出し品
・歯ブラシ
水が不足して歯磨き粉を使えない場合でも効果大!少量の水に浸けたり、ティッシュペーパーなどで拭いながら使うことができます。
・液体ハミガキ
水いらずで簡単!細菌の増殖も抑えてくれます。
・口腔用ウェットティッシュ
指に巻き付けて歯垢除去、歯ブラシのケアにも!

問い合わせ：防災安全係