■町の防災に心強い味方 災害時協定締結式
▽災害時等における施設利用に関する協定
おんがみらいテラスを指定緊急避難場所として利用するため、指定管理者である「みらいテラス管理運営共同企業体」と災害時などの施設利用について協定を結びました。
この協定により、JR遠賀川駅周辺で初の緊急避難ができる公的施設となったおんがみらいテラス。地域のにぎわいを生み出す施設としての機能と併せて、今後は地域防災の機能を担う施設となります。
▽災害等発生時におけるレンタル機材及び資材の提供に関する協定
全国に拠点を持ち、幅広いレンタル資機材を取り扱っているオーリック株式会社ダスキンレントオール小倉イベントセンターと災害発生時などの資機材の提供について協定を結びました。この協定は、能登半島地震のような大規模災害発生時など、町が保有する備蓄品だけでは対応できなくなる事態が起きた場合に、冷暖房機器や簡易トイレなどを確実に調達できるよう、協力体制を築いたものです。
いつ起きるか分からない災害に備え、町民の生命・財産を守るため、両者と協力して防災対策を推進していきます。
■安全を守り続けて 元遠賀町消防団員「瑞宝章」
受章国や自治体の公務などに長年従事して功労を積み重ねた人へ贈られる叙勲「瑞宝章(ずいほうしょう)」。遠賀町消防団員として消防活動に励んできた功績が認められ、峯俊一元消防団団長が「瑞宝双光章」を、太田歳彦元消防団副団長が「瑞宝単光章」を受章しました。
峯さんは、昭和46年4月から令和5年3月までの44年間、うち16年間を団長として、太田さんは、昭和58年4月から令和2年3月までの37年間、うち13年間を副団長として、遠賀町消防団を統率し、町の安全を守り続けてくれました。
峯さんと太田さんは「一緒にやってきて今がある」と互いを称えながら長年の活動を振り返り、経験したことや支えてくれた家族への感謝など、話に花を咲かせていました。
■大舞台へ全力トライ! ラグビー全国大会出場
12月23日~25日、東京都で開催された全国ジュニアラグビーフットボール大会に天本咲弥さん(遠賀中学校2年)が福岡県代表選手として出場し、準優勝しました。
スクラムハーフを務める天本さんは、中学2年生で唯一の選抜選手。九州ブロック大会優勝の勢いそのままに、初めての全国大会を勝ち上がりました。
「持ち味のタックルを生かして、自分の役割をしっかりこなしたい」と挑んだ大舞台を終え「また選抜してもらえるように練習して次こそ優勝したい」と話してくれました。
1月27日~28日、横浜市で開催されたヒーローズカップ決勝大会(小学生のラグビー全国大会)に、中鶴少年ラグビークラブに所属する千原大知さんと長下仁さん(ともに広渡小学校6年)が出場しました。
ウイングを務める千原さんは走り負けないスピード、フォワードを務める長下さんは力強いタックルを武器に、九州予選を勝ち抜きましたが、全国大会では惜しくも1勝3敗。思うようなプレイができず悔しい思いをした2人は「また練習してリベンジしたい」と力強く語ってくれました。
■1日も早い復興を 支援物資を石川県珠洲市へ
1月1日の能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市から、キャンピングカー製造・販売会社「株式会社ナッツ」(遠賀町尾崎)へ、現地で活動する応援職員の宿泊に使用するキャンピングカーの派遣が要請されました。
そこで、現地へ向かうキャンピングカーを活用させてもらい、1月9日に遠賀町の災害用備蓄品(食糧1,100食分、ミネラルウォーター420L)を支援物資として送りました。今後も被災地のためにできることを行っていきます。
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