■救急車がくるまでにあなたができること
誰もがいつ・どこでけがや病気におそわれるかわかりません。
けがや病気の中で最も危険なのは、心臓や呼吸が止まってしまう「心肺停止」です。その際、その場に居合わせた人が行う応急手当のことを「救命措置」といい、救命措置を行うことで、けがや病気の悪化を防ぎ、救命のチャンスを高めることができます。
しかし、この救命措置は覚えるべき知識が多く、全てを紹介できないため、今回は心肺停止の人に遭遇した際に特別な知識や技能がなくてもできることを紹介します。
あなたがその場面に遭遇した際に、慌てることなく対応できるよう、右のメモでしっかりと確認しておきましょう!
◆MEMO 心肺停止の人に遭遇した際にできること
▽「早期認識と通報」
(1)突然倒れた人を見かけたら、まずは声かけを行い、反応があるか確認し、反応がなければ直ちに心肺停止を疑いましょう。
(2)119番通報し、AEDを手配しましょう。通報の際は焦らずに通信指令員の問いかけに応じ、倒れた人の状態を伝えてください。救命措置のやり方が分からなくても電話を通じて教えてもらうことができます。
「周りの人にも協力を仰ぎ、落ち着いて行動しよう!」
問い合わせ:防災安全係
<この記事についてアンケートにご協力ください。>