■楽しくおいしく食べてね ワークセンターおんが「楽しいにんにく」寄贈
6月7日、社会福祉法人政憲会が運営する、就労継続支援B型事業所「ワークセンターおんが」(遠賀町島津)の皆さんが、無農薬栽培のにんにく(8kg)を町へ寄贈してくれました。
このにんにくは、事業所の職員と利用者の皆さんが栽培し販売しているもので、食事が楽しくなるようにと「楽しいにんにく」と名付けられました。
寄贈されたにんにくは、町内の学校給食で使用します。ワークセンターおんがの皆さん、ありがとうございました。
■モルックで広がる輪多文化ひろば モルック国際交流会
6月16日、遠賀町ふれあいの里で「多文化ひろばモルック国際交流会」が開催されました。
タイ、インドネシア、ミャンマー出身の外国人住民や町内の小学生など30人以上の参加者が集まり、チームを組んでフィンランド発祥のスポーツ「モルック」を体験。
これは「モルック」と呼ばれる木の棒を投げ、「スキットル」と呼ばれるピンを倒して得点し、先に50点ピッタリになった方が勝ちとなるゲームです。
ゲームが進んでいくにつれてチームメンバーは打ち解けていき、「がんばれ!あと11点!」と声をかけあったり、ハイタッチして喜んだりする場面も。
参加者からは「外国の人がとても上手だった」「いろいろな人に出会えてすごく楽しい」「皆さんと仲良くなりたくて参加した。初めてしたけどとても楽しかった」と喜びの声がたくさん上がり、国や文化、年齢を越えた「遠賀町民の輪」が広がる思い出の時間となりました。
■プロに学ぶバレー 小・中学生向けバレーボール教室
6月1日、6月9日に遠賀体育センターで「バレーボール教室」が開催され、計58人が参加しました。
指導してくれたのは、福智町を拠点に活動している女子プロバレーボールチーム「カノアラウレアーズ福岡」の選手たち。
取材に訪れた9日は中学生18人が参加しており、そのほとんどが経験者。遊び感覚でできる練習からプロの力強い球を受けるレシーブ練習など、本物を体験できる練習に、子どもたちはうれしそうに取り組んでいました。
■地域の子ども食堂を応援 遠賀信用金庫 子ども食堂寄贈式
6月13日、遠賀信用金庫から遠賀郡や近隣市町11カ所の子ども食堂などへ食料品が寄贈されました。
遠賀信用金庫はSDGsの取り組みの一環として、子ども食堂を応援するためのフードドライブを実施。集まったダンボール40箱分の食料品とお米を子ども食堂などへ贈りました。
遠賀信用金庫の岡部理事長は「4年前からこの活動を始め、今年は昨年よりも多くの食料品が集まった。だんだんと地域の人の理解も深まってきたと感じている」と話し、遠賀町で「えがお食堂」を運営するNPO法人つどい代表の松井力さんは寄贈を受けて「たくさんの食料品をいただき非常に助かっている。この食料品を活用して、これからも安心できる子どもの居場所づくりに尽力していきたい」と、感謝と意気込みを話してくれました。
■歌と語りで届ける思い 同和問題啓発強調月間 人権講演会
7月9日、ヒューマンバンド「熱と光」の宮﨑保さん(写真右)と瀧口準さん(写真左)を講師に迎え、遠賀町中央公民館で人権講演会が開催されました。
全国各地で差別のない世界、生きることの大切さを伝える活動をしている2人は、同和問題(部落差別)をはじめ、あらゆる差別をみんなの力でなくしていこうというメッセージを、自身の体験を交えながら歌と語りで披露。
その熱い思いが来場者に届いたのか、アンコールが沸き起こり、講演会ラストの歌では、来場者の手拍子で会場が一体となっていました。
■利便性向上のために 北九州農業協同組合から上屋とベンチの設置・寄贈
北九州農業協同組合(JA北九)の厚意により、遠賀町コミュニティバスが停車する「中央公民館前バス停」に、上屋とベンチ2台が設置・寄贈されました。
設置のきっかけとなったのは、JA北九やさい畑おんが店のリニューアル。買い物帰りのバス利用者から上屋設置の要望が多かったこともあり、「待合環境と利便性が向上すれば」と設置・寄贈いただいたものです。
バスなどの公共交通は皆さんの利用によって支えられていますので、利便性が向上したバス停をぜひ活用してください。
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