■多文化共生のまちをめざして
▽支え合いの架け橋「技能実習生」
遠賀町の外国人住民は、令和6年10月末現在300人で、その内の半数が「技能実習生」として町内で働いています。
技能実習生とは、技術や知識を身につけるために、一定の期間、日本の企業で働いている外国人のことです。
日本は技能実習生を受け入れることで、外国の経済発展を担う「人づくり」に協力しています。
一方で、技能実習生は日本の少子化による人材不足を補っており、介護職や建設業など人手不足が課題となっている職種で働いている人も多くいます。
つまり技能実習制度は、国と国が経済や生活を互いに支え、助け合う制度なのです。
今後ますます少子化が進み、技能実習生や外国人住民は増え続けると予想されます。地域でも国境を越えて良い関係を築いていくためには、互いに理解し合うことが大切です。
▽知ることから始めよう
母国や日本での生活状況、日本に来た背景などを知ることで、より相手を理解することができ、互いを思いやる気持ちも広がっていきます。
日本に住んでいる外国人のこと、学んでみませんか
■多文化ひろば講座~もっと知ろう外国人のこと~
日時:2/9(日)10:00~12:00
場所:遠賀町中央公民館
対象:町内在住・在勤の人
定員:30人(先着順・要申込)
費用:無料
講師:小笠原由紀さん
申込開始:1/6(月)
問い合わせ:協働人権係
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