文字サイズ
自治体の皆さまへ

[特集]南畑小学校(はたっこ) 給食推し模擬選挙

2/38

福岡県那珂川市

◆3立候補者の熱き演説
保護者と一緒に一度も投票所について行ったことのなかった「はたっこ」(南畑小の児童たちの愛称)6年生たち。選挙ってそもそも何?なんで大事なの?ということを考え、実際の選挙さながらの投票体験で「はたっこ」たちの感じたものとは!?
将来の有権者である児童が選挙の重要性を学び政治に対する関心を高めてもらうため、南畑小学校の6年生が11月24日(金)に選挙出前講座を受講しました。
講座には、市選挙管理委員会のほか、選挙管理委員や地域の皆さん、先生方にも参加していただきました。

1 今回の模擬選挙では、「6年生の最後の給食で食べたいメニュー」の「かれー ライス」「ゴーヤ ちゃんぷる」「はん バーグ」の3者が立候補。まず、教室ではポスターのみでどの候補者(給食メニュー)に投票するかを「はたっこ」たちに決めてもらいました。

教室で、自分の名前が入った入場整理券を受け取り大人気分を味わう「はたっこ」たち

2 本番の投票所と全く同じ準備をした体育館に移動し、選挙権、選挙公約、若年層の投票率の低下など選挙について学んだ後、立候補者3人の演説を真剣に聞いていました。本番と同様の投票開始宣言から始まり、投票スタート。

投票用紙の特殊紙以外は、全て本当の選挙で使うものと同じものを準備。

3 投票後は、普段は見ることのできない、開票作業の流れも見てもらいました。本番同様の計数機を使って投票用紙を数えるところを見て、「はたっこ」たちからは「こんな風に一枚ずつ大切に数えられているとは知らなかった」との声が。

開票結果は、「はんバーグ」の圧勝。ポスターで決めていた候補者(メニュー)から変えて投票した児童もいました。

◆選挙体験を通して「はたっこ」たちは
「演説を聞いて投票者を変えました。演説がすごく分かりやすかったから。」
「選挙って意外に簡単ですぐ終わるのになんで投票に行かないんだろう。」
「今度ホンモノの選挙がある時はついて行きたいし、18歳になったら絶対に投票に行く!」
「『公約』をちゃんと聞かないと、見た目だけでは分からないって思いました。」

◆オトナ(地域の皆さん)の感想
子どもたちが選挙を一から学べたことも、もちろんですが、子どもたちが大人に、今日学んだ「選挙に行く必要性」を話してもらうことが投票率を上げることに一番効果があると感じました。
子どもたちが真剣に公約を聞いて、考え、取り組んでいたことが本当にうれしかった。
参加した私たちも改めて勉強になりました。子どもたちが将来、自分たちの一票を投じることを楽しみにしていることが、私たちにとっても楽しみです。

◆投票したから意見が言える
・ぶつけよう 意見も希望も 投票で
・見た目じゃない 公約調べて 投票へ
・行かないと 未来はきっと 変わらない

問い合わせ:選挙管理委員会
【電話】953-2211(内線292)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU