令和5年度 決算(2)

2／42

◆基金の残高が前年度から1億6,590万円の減額

基金とは家計でいう貯金のことであり、景気の変動や災害などに備えて積み立てておく基金と、その他の特定の目的に使うための基金があります。
令和5年度は7億3,867万円を積み立てして、施設の改修や教育環境の充実のために9億457万円を取り崩しました。
その結果、令和5年度末現在で全基金の残高は75億5,254万円となりました。
基金を活用した主な事業：
・ミリカローデン那珂川リニューアル事業→5,700万円
・学校ICT教育環境整備事業→5,000万円
・片縄小学校給食室増改築事業→6,800万円

◆那珂川市の財政状況は健全?
地方公共団体の財政状況を客観的に表し、財政の早期健全化や再生の必要性を判断するための指標として健全化判断比率があります。令和5年度については国が定めた早期(経営)健全化基準や財政再生基準を下回っている状況です。今後も財政運営の健全性を保つため、これまで以上に事業の効果や緊急性を精査し、必要な施策に重点的に取り組んでいきます。

◆特別会計の決算は?
単位：万円