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自治体の皆さまへ

令和6年度 施政方針(1)

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福岡県那珂川市

◆魅力ある選ばれる那珂川市へ
◇はじめに
新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけが昨年5月に「5類感染症」へと移行され、中止されていたイベントなどが4年ぶりに制限なく開催されるなど、私たちはコロナ禍前の日常を取り戻しつつあります。このような中で、市民の皆さまとのコミュニケーションを大切にし、市民の皆さまのニーズを的確に把握しながら、なお一層の市民サービスの向上に努めてまいります。
今後も市民の皆さまの目線で、心の通う政策を基本スタンスとして、進化する那珂川市のまちづくりに邁進し、多くの人に選ばれる自治体を目指して、全力で取り組んでまいる所存でございます。

※令和6年3月定例会における武末 茂喜(たけすえ しげき)市長の施政方針より抜粋しておりますので、文中の表現と事業の進捗に差があることがあります。

◇令和6年度予算の概要
本年度予算は、昨今の急激な物価高騰など厳しい社会情勢が続く中でも持続可能な成長と発展を遂げることができるよう、事業の選択と集中を行いつつ、継続して実施する事業についても、より効果的に進化させることを念頭に置き、予算編成にあたりました。
一般会計は、205億8985万円、対前年度比+3・2%、+6億3919万1千円の増額となっています。
歳入では、国の地方財政対策の一つである地方交付税が、社会情勢の変化に対応した住民ニーズなどに対応できるよう、前年度を上回る額が配分される見通しをふまえ、+1億9159万7千円の増額となっています。また、市税は、令和5年度の賦課状況を踏まえ、+1億449万4千円の増額となっています。
歳出では、地域の消防防災体制の中核となる消防団の報酬等の増額による処遇改善、地球温暖化対策として引き続き実施する「電気自動車導入事業」、各種行政手続きやイベントの告知などをより分かりやすく知らせるためのホームページリニューアル、出産後の母子やその家族への支援内容を拡充して実施する「産後ケア事業」、水源地域の魅力をさらに高めるため、地域おこし協力隊を新たに任用し、カヤックを中心とした湖面活用などに取り組んでいく費用を計上しております。

◆令和6年度 施政方針の概要
令和6年度施政方針は市のホームページで全文を公開しています。まずは、施政方針の中の主な取り組みをご説明します。
※令和6年3月定例会にて表明した内容より抜粋

◇道善・恵子地区の土地区画整理事業の支援を行います
2億8,510万円
道善・恵子地区の土地区画整理事業による新市街地の創出については、令和3年末から組合施行により本格的に工事がスタートしています。令和6年度は区画整理事業に併せて、幹線道路や交通広場の整備などにかかる費用を支援し、また都市公園の整備を行います。

◇防災重点ため池の防災対策を実施します
5,344万2千円
防災重点ため池については、令和5年度に引き続き、劣化状況評価などを実施し、現在の施設の状況について確認を行います。安全性を確保するための南面里大池の改修工事を実施し、また、下流域の住民の安全性を確保するため、平石池の廃止工事に取り組みます。

◇教育サポートセンターの充実を図ります
3,234万5千円
東隈地区にある旧子育て支援センターに教育サポートセンターを移設するとともに、不登校児童生徒への働きかけの強化、保護者への支援など、教育サポートセンターを中心に不登校対策を推進します。

◇水源地域の活性化を支援します
360万7千円
五ケ山ダムの湖面を観光資源として活用し、水源地域の活性化に向けた取り組みを行います。また魅力の発信を行うために地域おこし協力隊を新たに任用し、地域が主体となった地域おこし活動の支援に取り組んでまいります。

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