◆6月1日(土)松口月城記念館 リニューアルオープン
リニューアル工事に伴い、閉館していた「松口月城記念館」が6月1日(土)から開館します。
那珂川市(旧那珂川町)出身の松口月城は、漢詩や南画(なんが)に秀(ひい)で、わが国の吟詠漢詩界の至宝でもあります。同氏の遺された貴重な資料や書画など多数展示しています。
●松口月城記念館
仲2丁目5番1号
【電話︎】954-3737
開館時間:午前10時から午後6時まで
休館日:毎週月曜 年末年始
●松口 月城(まつぐち げつじょう)
1887~1981
松口月城(本名 松口栄太(まつぐちえいた・雅号(がごう)月城(げつじょう))は、1887(明治20)年4月1日、那珂川市(旧那珂川町)今光に生まれ、1981(昭和56)年7月16日、満94歳で逝去しました。
少年時代の月城は、独学で基礎医学を勉強し、満18歳で医師の資格を取得。
これは当時日本の最若年記録となっています。
その後、開業医として医業に精進し、地域医療に貢献しました。
また、月城は医療の傍ら、漢詩、書道、南画など多彩な才能を発揮しました。
特に吟詠漢詩家としては、我が国の至宝であり、生涯で一万数千首にもおよぶ漢詩を作り、多くの人々の心に感銘を与えました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>