「救急の日」は、救急業務および救急医療に対して皆さんの理解と認識を深めていただくとともに、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に定められています。
◆救急車の適正利用
救急出動件数は年々増加していて、高齢化の進展により、今後も増えていくことが見込まれます。緊急性のない問い合わせや、明らかな軽傷で救急車を利用すると、救急出動件数が増えて救急車が現場に到着する時間が遅くなります。
その結果、重症患者などへの対応が遅れ、救える命が救えない事態が発生することにつながります。みんなの大切な命のため、救急車の適切な利用にご協力をお願いします。
◇救急車の出動状況
・“1日平均36件、約40分に1回以上”の割合で救急車が出動
春日・大野城・那珂川消防組合の管内における令和5年の救急出動件数は12,984件で前年と比べて541件増加しており、ここ数年は、右肩上がりで増加しています。
・救急車の出動件数
(単位:件)
出典)春日・大野城・那珂川消防組合消防本部「令和6年火災・救急・救助統計」より
◆救急車の利用に迷ったら?
まずは慌てず、【電話】#7119(子どもの場合は#8000)救急車を呼ぶか、病院に行ったほうがいいか迷ったときなどは、医師・看護師などの専門家に電話相談できます。
※緊急性が高いと判断した場合は、迷わず受診や救急車を呼んでください。
◆上手な医療のかかり方
みんなが安心して医療を受けられ、みんなの医療が守られるように「上手な医療のかかり方」プロジェクトを推進しています。その中の一つに「かかりつけ医」をもつことが大切になります。日頃の健康相談や大きな病院への受診など、判断に困ったときに相談ができ安心です。
問い合わせ:健康課 健康推進担当
【電話】953-2211(内線362〜366)
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