◆7月は「同和問題啓発強調月間」です
私たち一人ひとりに関わる問題として、人権の大切さについて考えてみませんか。
◇同和問題啓発強調月間とは
福岡県では、部落差別問題の早期解決をめざして、1981年(昭和56年)から毎年7月を「同和問題啓発強調月間」と定め、差別をなくす取り組みを進めています。
本市でも、市民の皆さんが部落差別問題に対する理解を進めるため、講演会など各種啓発事業を実施しています。
◇部落差別問題の解決に向けて
1922年(大正11年)部落差別に苦しんだ人たちが差別をなくすために「全国水平社」を創立しました。翌年の1923年(大正12年)5月には福岡で九州水平社が創立されました。その後多くの人たちと連携・継承しながら、部落差別をはじめあらゆる差別をなくす活動を続けています。創立100年を迎える今でも、結婚・就職差別、インターネットによる差別書き込みなど、様々な差別事象が発生しています。
今、私たち一人ひとりが求められていることは、全ての人の人権が尊重される豊かな社会をつくっていくことが必要なのではないでしょうか。
▽同和問題啓発強調月間講演会のお知らせ
※7月初旬は、市内各地で街頭啓発を行います。
◆人権相談事業
新型コロナウイルス感染症による偏見や差別は許されません。困り事があれば相談を!
部落差別問題をはじめとするさまざまな人権問題に関する相談をお受けします。(相談無料・秘密厳守・出張可能)
◇人権相談員などによる「人権相談」・弁護士による「法律相談」
申込み:人権・同和政策課(【電話】0948-43-4764)
◇「人権相談」窓口
インターネットでも相談を受け付けています。ホームページ、または本紙掲載のQRコードからもご覧いただけます。
問合せ:
みんなの人権110番【電話】0570-003-110
子どもの人権110番【電話】0120-007-110
女性の人権ホットライン【電話】0570-070-810
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