■飯塚市長 武井 政一
あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
私としましても、新しい年を迎え、市政運営を担うことの重責を改めて感じ、全身全霊で職務に邁進してまいらねばならないと決意を新たにしているところでございます。
さて、飯塚市が置かれた現状は少子高齢化や人口減少をはじめとした種々の課題を抱え、決して楽観できるものではありませんが、その中にあっても、これまで、いいづかスポーツ・リゾートや飯塚市総合体育館の開場、八木山バイパス4車線化整備、ゆめタウン飯塚をはじめとする企業誘致活動などを実施してきており、今後、更に発展していくポテンシャルは十分に持っているものと考えているところでございます。
市外から人が訪れ、働く場所、住む場所、教育・子育てする場所として選んでいただける、住み続けていただけるまちづくりの取組を継続してきたことで、昨年5月に「本当に住みやすい街大賞2023in福岡」において「新飯塚エリア」が県内第3位の評価を受けることとなりました。
これまでの市政発展の流れを止めることなく、引き続き、「前進」させるため、「未来を担う子どもを育む教育のまち」、「高齢者が安心して暮らせる福祉のまち」、「地元に働く場所がある活力あるまち」、「文化やスポーツが盛んな健康なまち」を4つの柱としたまちづくりの取組をさらに加速させたいと考えております。
市民の皆様には「飯塚に住んでよかった」、また市外の方々には「飯塚に住みたい」と思っていただけるような「魅力ある」まちづくりに取り組んでまいる所存でございます。
結びに、すべての市民の皆様にとりまして本年が素晴らしい年となりますよう、皆様のご多幸とご健勝を心より祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
■飯塚市議会議長 江口 徹
あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
令和6年を迎えるにあたり、市議会を代表し、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が5類相当となり、人々の生活に以前のような活気を感じるようになったことは本当に大きく、飯塚国際車いすテニス大会や山笠、花火大会、街道まつりなどのイベントが開かれるたびに、市民の皆様の笑顔が多く見られたことは大変嬉しく、重く沈んでいた心に鮮やかな晴れ間が見えたように思います。
また、ゆめタウン飯塚の開業や沢井製薬の新工場建設といった雇用環境の改善が続いていること、「本当に住みやすい街大賞2023in福岡」で新飯塚が3位に選ばれたこと、ふるさと納税の好調が続いていることなども大変喜ばしく思っています。
しかし、その一方で、原油高や国際紛争、円安などによる物価上昇は市民生活に大きな影響を与えていますし、少子高齢化の波はコロナで加速し、本市の出生数もここ数年1000人を割り込んでおり、人口減は続いています。また昨年の夏も猛暑となり気候変動も待ったなし、「地球沸騰の時代」とさえ言われる状況にあります。
また本市においては、片峯前市長の死去という非常に残念な出来事がありました。
こういった厳しい時代の中、市議会におきましても、市民の皆様の不安を少しでも解消するために、市長の提案される予算案や条例案を審議、決定するだけではなく、様々な観点から政策提案を重ねており、12月議会においては子育て支援の充実を求める請願を全会一致で可決し、武井新市長に対し第2子以降の保育料無償化の早期の実現を求めているところです。
皆様の暮らしや地域の未来を守るのは政治の責任です。その責任をしっかり果たすために、全力で取り組むとともに、議会のあり方についても時代に合わせた見直しを行い、市民に開かれた議会を目指し活動してまいります。
結びに、皆様方のご多幸とご健勝をお祈り申し上げますとともに、この新しい年が皆様にとって素晴らしい年となりますよう心からご祈念申し上げまして、新年の挨拶といたします。
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