■「子どもの交通事故防止」
これから新学期を迎えるお子さんたちに、もう一度ご家庭で交通事故に遭わないための指導をお願いします。
●「危ないこと」を教えましょう!
~道路での「危ないこと」とは?~
○飛び出し!
・子どもは、「興味があるものしか見ない、一度に一つのことしか把握できない」という特性があります。
・子どもは、飛び出しが危険な行為と理解していない場合が多くあります。
・どうして飛び出しが危険なのか子ども自身に考えさせ、交通事故の危険性について理解させましょう。
・車は急に止まれないことを教えましょう。
○車の前後の横断!
・子どもは「隠れている危険」などが理解できず、車の前後から横断することがあります。
・車の前後の横断は、飛び出しと同じ危険な行為であることを教えましょう。
○道路・駐車場での遊び!
・小学1年生の平均身長は約120cmで、普通車の高さは約150cmです。立っていても車の陰にすっぽり隠れてしまいます。夢中になって遊んでいると予期せぬ動きをしてしまいます。
・道路や駐車場は車が通る場所なので、絶対に遊ばないように教えましょう。
●「安全な横断」を教えましょう!
~「安全な横断」のためには?~
○子どもの安全確認や判断能力は未熟です。「止まって」「見て」「合図を出して」「待って」渡ることを繰り返し練習し、習慣化させてください。
・横断前に、左右の安全確認のため、道路手前の安全な場所に必ず止まり、安全確認をさせましょう。
・しっかりと首を動かして、道路の奥まで車が来ていないかを右・左・右の順番でしっかり見るようにしましょう。
・車のドライバーが気付きやすいように、できるだけ大きく手をあげさせましょう。
・車が通り過ぎるのを待つ、または車が停車するのを待ちましょう。
・道路を横断するときは、斜めに横断することなく最短距離をまっすぐ一直線に渡らせましょう。
・横断中も左右の安全を確認しながら渡らせましょう。
飯塚警察署では、地域交通安全活動推進委員制度に基づき、推進委員(ボランティア)を募集しています。
地域交通安全活動推進委員制度は、交通問題に対する地域ぐるみでの取組を促進するための制度です。委嘱には諸条件がありますが、興味を持たれた方は、飯塚警察署交通総務係【電話】0948-21-0110(内線413)までご連絡下さい。
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