■隣保館ってどんなところ?
隣保館の「隣保」とは、「となり同士をお互いに助け合う」という意味を持っています。
隣保館は、「地域社会全体の中で福祉の向上や人権啓発の住民交流の拠点となる開かれたコミュニティセンターとして、生活上の各種相談事業や人権課題の解決のための各種事業を総合的に行う」ことを目的として設置されています。
隣保館が行う事業のことを、「隣保」事業といい、社会調査研究事業、相談事業、啓発・広報活動事業、地域交流事業など各種事業が行われています。
全国には7月現在で776の隣保館があり、全国各地域の隣保館では、その設置目的や地域の実態などに応じた隣保事業が展開されています。
香春町中央隣保館では、料理教室や健康体操教室のほか、文化教養・健康増進を目的とした11教室が活動しており、生徒の皆さんが教室活動の中で活き活きと交流をしています。
また、隣保館では教室生に年1回の人権啓発活動を行っています。各種相談では生活上の相談や人権に関わる相談に応じ、関係行政機関と連携を取りながら助言や指導を行っています。
教室活動に興味のある方、ぜひ一度隣保館に来てみませんか?また、生活での困りごと・心配ごとのご相談がありましたら、ぜひお越しください。
■隣保事業士の資格を取得しました(館長 松本豪)
兵庫県芦屋市立上宮川文化センターで9月に行われた第16回「隣保事業士」資格認定講習を受講し、隣保事業士の資格を取得しました。
隣保事業士とは、全国隣保館連絡協議会が認定を行うもので、隣保事業の歴史や厚生労働省の隣保館設置運営要綱で定める事業を理解し、隣保事業のトータルコーディネーターとしての知識を有するものです。
資格に恥じぬよう日々研鑽し、町民の皆さんに隣保館のことをもっと利用していただけるよう魅力ある施設にしていきたいと思います。
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