毎年5月31日は、世界保健機関(WHO)が定めた世界禁煙デー。また、6月6日までを禁煙週間として、国民に禁煙の重要性を呼び掛けています。
喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しています。
喫煙を始める年齢が若いほど、病気のリスクを高めるだけでなく、死亡率が高くなることも分かっています。
また、妊婦が喫煙した場合には低出生体重や早産、妊娠合併症など胎児への危険が高くなります。
喫煙者が吸っている煙だけでなく、タバコから立ち上る煙や喫煙者が吐き出す煙にもニコチンやタールなどの有害物質が含まれています。
周りに人がいる場面では、望まない受動喫煙が生じない配慮をしましょう。
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