■Story18
フルーツエッグ[福島市]
地元と手を携え循環型の卵作りを実現。
飼育への真摯(しんし)な姿勢で安心安全な良品を生み出す
福島市で長年親しまれている洋菓子店レパコは、一昨年より菓子作りに欠かせない卵の自社生産を始めました。「当社では、平飼いの健康な親鶏に、独自に開発した果実酵母や規格外の果物、豆腐製造後のおからなどを混ぜた飼料を与えています」と代表取締役社長の佐藤(さとう)純啓(よしひろ)さん。廃棄予定の食べ物を生産者から譲り受け、かわりに鶏舎床のもみ殻を肥料として提供することで、フードロス削減に結びつく循環型生産を実現しています。「地域に協力いただいて自分が納得する卵を作っただけ」と謙遜する佐藤さん。「今後は、卵の味わいが際立つ菓子の専門店を作り、そのおいしさをさらに広めたい」と次なる夢へと歩み出していました。
問合せ:株式会社レパコ
福島市下鳥渡字八幡塚2-3
【電話】024-545-3704【HP】https://fruits-egg.com
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