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〔特集〕福島国際研究教育機構がいよいよ始動!(2)

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福島県

■県の取り組み
県もエフレイの設置効果の早期発現や広域的な波及を図り、福島イノベーション・コースト構想をさらに発展させるため、エフレイを核とした広域ネットワーク形成の促進や周辺環境の整備の推進に取り組みます。

■イベントレポート
ー福島国際研究教育機構(F-REI)設立記念シンポジウムー

福島国際研究教育機構(F-REI)の設立を記念して、令和5年4月15日(土)にいわき市でシンポジウムが開催されました。(一般の参加はZoomによる配信での聴講のみ)
およそ4時間のシンポジウムで語られた皆さんの思いやエフレイへの期待をご紹介します。

◇事業紹介
・山崎理事長
「福島大学を皮切りに福島高専など高等教育機関、高等学校などに理事長や人材育成担当の執行役が出向いて、若い皆さんにエフレイとしてのメッセージを伝えたい」

◇招待講演
・国際放射線単位測定委員会(ICRU)ヴァンサン・グレゴワール委員長
「F-REIの研究とICRUの活動には共通性があり、今後も連携を進めていきたい」
・日本科学未来館 浅川智恵子館長
「私のお話が、エフレイの活動を通してかなえたい未来とは何かを改めてお考えいただくきっかけになれば幸いです」

◇地元企業などの活動紹介と地元学生・生徒による発表とトークセッション
・株式会社東日本計算センター 鷺社長
「ぜひ、エフレイには地元企業にも世界への、ビジネスへのチャンスの窓を開いていただきたい」
・會澤高圧コンクリート株式会社 會澤社長
「エフレイを中核拠点にしながら、私たちのような産業人がどんどん輪に入っていく新しい時代をつくっていければ良いなと思っています」
・東日本大震災・原子力災害伝承館 遠藤美来さん
「まだまだ、復興の途中だからこそ、研究や産業を通して、復興の道しるべになっていただけることを期待しています」
・福島工業高等専門学校 高橋知輝さん
「将来、創造的復興に貢献できる人材になれるよう努力を続けたい。いつか、研究のまちと言えば“ふくしま”となることを期待しています」
・福島大学大学院 中山雄貴さん
「さまざまな分野において福島県が魅力にあふれる県となり、国内外でも大きなインパクトを与えることのできるよう、チャレンジできる場所であり続けてほしいと思います」
・東北大学大学院 遠藤瞭さん
「エフレイが私たちの地域をより良くしてくれるんだという実感を持てるように、この地域に暮らす子どもたちにとっての憧れの対象となるような施設になってほしいと思います」
・ふたば未来学園高等学校 横田彩音さん
「自然と科学技術が共存した景色が好きです。景観になじむような施設や研究機関を設置してほしいと願っています」
・山崎理事長
「今はゼロスタートなので、国内、海外から人を連れてきてスタートせざるを得ないが、いつの日か、この浜通り地域で生まれ育ち学んだ子どもたちが、ゆくゆくはエフレイの研究者や研究支援者、専門技術者、事務職として活躍してほしいなと思っています」

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