ふくしまモノ作り百科

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■高田梅[会津美里町]
ー美里の自然に育まれた最高級の「青いダイヤ」ー
「日本一大きな梅」といわれる高田梅は会津美里町を代表する特産品。露店に並ぶ生梅は町の風物詩のひとつ。

室町時代に旅の僧侶が豊後(ぶんご)(現在の大分県)から伝えたとされる高田梅。生産者の阿部勝夫さんは「大粒で種が小さく、果肉が厚いのが特徴です。別名『青いダイヤ』とも呼ばれ、ゴルフボール大の最上級品は、昭和40〜50年代には高値で取引されました」と言います。「高田梅は低温や霜、病気にも弱い品種です。木の状態から消毒の適期を見極めたり、実が日焼けしないように剪定(せんてい)を工夫したりなど、良いものを作るには並々ならぬ努力が必要ですが、だからこそ面白い!」と笑顔を見せます。
地元の会津美里町では、塩と氷砂糖を使った「梅漬け」にするのが一般的だとか。初夏の爽やかな風味が口いっぱいに広がる、故郷の味として親しまれています。

問合せ：会津美里町産業振興課
【電話】0242-55-1191
会津美里町字新布才地1