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ふくしまゆめトライ

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福島県

福島県内で夢に向かって新たなチャレンジをしている方、地域を盛り上げるために頑張っている方を紹介します!

■生き生きと演じ感動を届けることで新たな仲間と次の世代へ継承したい
千葉之家花駒座(ちばのやはなこまざ)
阿部(あべ)彩夏(あやか)さん(檜枝岐村)

福島県の重要無形民俗文化財に指定されている檜枝岐歌舞伎。江戸時代、村民がお伊勢参りに行った際に見聞きした歌舞伎を村で広めたのが発祥とされ、280年以上にわたり、古典のセリフや振り付けなどが親から子へ継承されてきました。そんな檜枝岐歌舞伎を継承する千葉之家花駒座に所属するのが、檜枝岐村出身の阿部彩夏さん。「高校進学で村を離れ、村外で就職しました。転職を機に戻った際、座員に声をかけられ裏方として手伝うことになりましたが、翌年には出演することになり当時はただ驚くばかりでした」と振り返ります。最初は他の役者のセリフが聞き取れず、演目がどこまで進んでいるか分からなかったそうです。渡された台本とDVDを繰り返し見て流れをつかみ、数ヶ月後に初舞台を踏みました。「何回か出演しましたが、独特な言い回しが難しく、今でも演じるので精いっぱいです。でも、終演後に拍手をもらえるとやりがいを感じます」と話します。
これからの目標は楽しみながら演じられるようになること。「江戸時代から変わらない歌舞伎はそうそうないと思います。自分が楽しんで演じる姿を見た次の世代の人たちが興味を持ち、花駒座に所属してくれたらうれしいです」と教えてくれました。

問合せ:尾瀬檜枝岐温泉観光協会
【電話】0241-75-2432

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