■浪江町の伝統工芸品大堀相馬焼って?(浪江町)
「浪江町大堀地区で13年ぶりに窯元が再建されたよ!」
◇陶吉郎窯(とうきちろうがま)が浪江町で作陶再開
江戸時代から300年以上の歴史がある大堀相馬焼。「走り駒」と呼ばれる馬の絵や、地模様の「青ひび」、独自技法の「二重焼」が大きな特徴で、浪江町や福島県を代表する伝統工芸品です。しかし震災と原発事故により浪江町全体が避難区域となり、窯元はそれぞれの避難先で活動を続けています。2023年に大堀地区の一部での避難指示の解除をきっかけに、地元浪江町で工房を再建したのが「陶吉郎窯」の近藤学(まなぶ)さん。「伝統を受け継いで次世代に引き継いでいくために、ここ大堀で、もう一度しっかり根を張っていきたい」と、新たな工房で作品づくりとともに後継者育成にも取り組んでいます。
◆浪江町で大堀相馬焼を見られる施設を巡ってみよう!
・陶吉郎窯大堀工房
・道の駅なみえ「なみえの技・なりわい館」大堀相馬焼コーナー
・陶芸の杜おおぼり
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。
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◇浪江町の復興のシンボル「道の駅なみえ」
新鮮な野菜や海産物が手に入る充実の産地直売所、なみえ焼そばや海鮮丼が堪能できるフードコートが人気です。
【電話】0240-23-7121
浪江町大字幾世橋字知命寺60
◇震災の記憶を忘れないために「震災遺構浪江町立請戸小学校」
被災当時の様子がほぼそのまま残ります。校舎は津波により半壊しましたが、奇跡的に犠牲者は出ませんでした。
【電話】0240-23-7041
浪江町大字請戸字持平56
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