■山ぶどうジュース「美葡萄(びぶどう)」[川俣町]
逆境に負けずに新たなチャレンジ。
夫婦で作り上げた山ぶどうジュース
山木屋地区で代々、葉タバコを栽培してきた廣野(ひろの)新市(しんいち)さん・ヱミ子(こ)さん夫妻。東日本大震災の避難中に参加した農業研修会で山ぶどう栽培を知り、葉たばこ畑だった土地に種をまきました。最初はうまく実らなかったものの、知り合いのワイナリーから剪定(せんてい)した枝を譲り受け、挿し木で増やして3年目に収穫に成功しました。「絞って飲んだら何ともうまい!これなら子どもから大人まで皆が飲める」と2023年に商品化しました。「こだわりは糖度が増すまで畑で完熟させること。皮ごと砕いてじっくり絞るからポリフェノールもたっぷり」と新市さん。栽培から加工まで、山木屋の地で真心込めて作るジュースには、廣野さん夫婦の思いがギュッと詰まっています。
問合せ:SandJやまきや
川俣町山木屋字長橋23
【電話】024-563-2836
<この記事についてアンケートにご協力ください。>