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自治体の皆さまへ

〔特集1〕あなたの“もしも”を守るために(2)

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福島県いわき市

■消防とは“チーム”
消防本部警防課 消防司令
長谷川 秀明さん
指揮隊の大隊長として、建物火災や大規模災害時における消防部隊の適切な活動のための指揮をしており、現場の状況を冷静に見極め、判断をし、市民の皆様の役に立ちたいという気持ちを持って現場に臨んでいます。
近年では高層ビルや大規模な工場での火災など災害が複雑化しており、人命救助のためには、チームとしての連携力強化や資機材導入などの対策を講じることも我々の重要な仕事です。
消防の仕事は“やりがい”を感じることができる仕事です。これからも地域を守るため、邁進していきます。

■未然に防ぐことが“最重要”
常磐消防署 消防司令補
渡邉 直子さん
「人を助けられる仕事」がしたいと思い、民間企業·教育現場を経て消防士に転職しました。
現在は、消防設備の審査・検査など災害を未然に防ぐ予防業務(日勤勤務)の仕事をしながら、夫婦で2児の子育てをしています。
予防業務は、一見地味ですが、多くの命や財産を守るためには、災害を未然に防ぐことが最も重要で、この業務に大きなやりがいを感じています。
今後は、予防業務の高度化に加え、女性職員それぞれが自身の目標実現に向けた職域を増やす手助けをしていきたいです。

■“憧れ”でありたい
平消防署 消防士長
丸山 剛さん
中学校の職場体験で平消防署を訪れたこと、そして大学生の時に令和元年東日本台風のボランティアに参加したことがきっかけで憧れが強くなり、消防士を目指しました。
今年で4年目となりますが、自分自身がそうであったように、子どもたちの「憧れの存在」であり続けたいと思っています。
まだまだ、先輩消防士の背中を追う日々ですが、自分が憧れた消防士。いつか自分もその憧れとなれるよう、知識と技術を学び、市民の皆様の大切な命と財産を守るため、全力で取り組んでいきます。

■“安心感”を与えられるように
常磐消防署 消防士
志賀 莉奈さん
子どもの頃に、近所で火事があり、実際に消火活動を行う消防士の姿を目の当たりにし、憧れから消防士を目指しました。
採用されるとすぐに県消防学校(福島市)で半年間、消防に関する知識や技術を学びました。一番印象的だったことは、“仲間(チーム)”を感じることができたことです。仲間同士が互いに励まし支え合い、苦しい訓練も乗り越えることができました。
災害現場は、恐怖感や不安感に駆られる場所です。そうしたときこそ安心感を与え、子どもや女性に寄り添った救助ができる消防士になりたいです。

■国際消防救助隊(通称/IRT)
ーInternational Rescue Team of Japanese Fire-Serviceー
選ばれし6人の精鋭

国際消防救助隊とは、海外で大規模な災害が発生した場合に、救助チームとして被災国へ派遣され、救助活動を行う特別な部隊です。
全国77消防本部から選抜された救助隊員599人で構成され、いわき市消防本部では厳しい訓練や試験をクリアした6人の隊員を登録しています。
まさに、救助における日本代表と言えます。

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