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自治体の皆さまへ

祭りを支える人々 伝統を守り、引き継ぐ̶

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福島県いわき市

■いわき七夕まつり
ー七夕に願いを込めてー
100年近い歴史を持ち、いわき駅周辺の発展とともに受け継がれてきた、夏の風物詩「いわき七夕まつり」。
今年は、4年ぶりとなる3日間の開催となり、七夕飾りに彩られた街並みには、たくさんのにぎわいが溢れていました。
このまつりを作り上げているのが、いわき駅周辺にある各商店会と全体的なプロデュースを行う「いわき七夕まつり実行委員会」。
各商店会、飾り、食、伝統芸能などの多彩な魅力に触れ、市民の方々にいわきの魅力を感じ、いわきの夏を楽しんでもらいたいという、実行委員会の七夕に込めた願い。
市民の皆さんはこの「いわき七夕まつり」にどのような思い出があるでしょうか。
七夕飾りを見上げながら屋台を楽しんだ幼少時代、七夕飾りと同じように華やかな浴衣を着て出かけた青春時代など、どの時代も必ずまつりを彩ってくれた七夕飾り。
しかし、近年は、資材高騰や高齢化などに伴い、七夕飾りの伝承が大きな課題となっています。
こうした状況でも実行委員会や各商店会がさまざまな工夫を凝らし、歴史と伝統を守りながら、いつの時代も夏の思い出を刻んでくれる「いわき七夕まつり」。
七夕飾りに込めた皆さんの願いがどうか叶いますように。

■いわき花火大会
ー希望の光を絶やさないー
今年で68回目を迎えた「いわき花火大会」。今回は、4年ぶりの通常開催となり、約一万発の花火が小名浜の夜空を鮮やかに彩り、訪れた人々に感動と希望を与えてくれました。
このいわき花火大会を支えているのが、約200名、8つの委員会で構成される「いわき花火大会実行委員会」。
本実行委員会では、海遊祭、いわきおどり小名浜大会、花火大会の三つのイベントを運営。協賛金調達から会場設営、警備や関係機関との調整などを全てボランティアで活動しています。
全国的には、物価高騰等の影響による資金不足や人出不足などで中止となる花火大会が増えています。
こうした中、本花火大会がこうして盛大に開催できているのは、協賛に協力いただいた企業や地域の方々をはじめ、多くのボランティアスタッフや関係機関の協力のおかげです。
そして何よりも「いわき花火大会の長い歴史と文化を絶やすことなく、花火を希望の光として市民に届けたい」という実行委員会の熱き想いが花火の一瞬の輝きに込められています。
花火という地域の誇りをつなぎ、その思いを地域企業と市民が支え合うことで完成する「いわき花火大会」。
来年もまた、最高の花火に出逢えますように。

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