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〔特集3〕人づくり日本一

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福島県いわき市

■新春市長記者会見
1月5日に市役所本庁舎で、令和6年新春市長記者会見を開催しました。
内田市長は、年頭所感として「人づくり日本一」の実現に向け、本年においても積極果敢に政策を推し進めると述べました。
また、政策の柱に「次世代を育てる」「命・暮らしを守る」「まちの魅力を高める」「豊かさを創る」の4つを掲げ、各分野におけるさまざまな取り組みや今後5年間の数値目標について説明しました。
本特集では、その内容について抜粋してお伝えします。詳しい内容については、2次元コード(本紙参照)からご覧ください。

■01 次世代を育てる
◇教育
・学力向上チームの全校訪問に加え、全国学力・学習状況調査などの結果を分析、学力向上策を推進。
・不登校の児童生徒への支援体制(多様な学び場)を構築。

◇子育て
・放課後児童クラブの拡充や保育人財の確保に努め、就労と子育ての両立に向けた取り組みを実施。
・ヤングケアラーへの支援、子ども食堂の運営支援など、困難を抱える子ども・家庭支援に取り組む。

[主な数値目標]
現状値:
・本市の学力…全国平均以下
・待機児童数…2人
5年後:
・本市の学力…まずは全国平均以上、そして日本一へ
・待機児童数…ゼロ

■02 命・暮らしを守る
◇防災
・地形的な要因による水害に対し、メカニズム解析を進め、河川改良などの対策に取り組む。
・自主防災組織に防災士が2名以上所属できるよう、地域との連携を強化し、共助力のさらなる向上に取り組む。

◇医療
・将来の医療人財を育成するため、小学生から研修医まで切れ目なく「医療を学ぶ」「医療を育てる」ための取り組みを展開。
・手術支援ロボット「ダビンチ」やドクターカーの運用など、新たな技術や仕組みを積極的に活用。

[主な数値目標]
現状値:
・登録防災士数…258人
・人口10万人あたりの病院勤務医師数…98.5人
5年後:
・登録防災士数…600人
・人口10万人あたりの病院勤務医師数…120人
※10年間で県平均141人を目指す。

■03 まちの魅力を高める
◇DX・GX・地域交通
・行政MaaS車両を活用したお出かけ市役所などを継続して実施。
・脱炭素化・環境保全に関する意識醸成、中小企業の脱炭素化支援を実施し、2050年に市内全体からの温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す。
・地域交通は地区ごとに令和6~7年度に実証実験をし、令和8年度までに実装化。
(例)定額タクシー、デマンド交通、自家用有償旅客運送、ボランティア輸送

[主な数値目標]
現状値:
・行政手続きのオンライン化率…70%
・カーボンニュートラル賛同団体(企業・学校・各種団体)…149団体
5年後:
・行政手続きのオンライン化率…実質100%
・カーボンニュートラル賛同団体(企業・学校・各種団体)…1,400団体

■04 豊かさを創る
◇産業
・産業人財の確保に向け、官民連携による新たな産業人財育成の取り組みを推進。

◇農林水産業
・水産業…「常磐もの」のブランドを強化。
・農業…福島大学食農学類との連携により実証事業を実施。
・林業…担い手支援に幅広く取り組む。

◇観光・文化・スポーツ
・フラ文化やいわきFCの活躍を地域の活力に生かし、経済の好循環や観光振興につなげる。
・ラグビー、バレーボールなどのトップリーグの大会開催を通じ、経済活性化とスポーツによるまちづくりを推進する。

[主な数値目標]
現状値:
・市内創業者数…91人 ※H30~R4の5年間計
・首都圏の「常磐もの」愛好層…33% ※アンケート対象者における愛好層の割合
・観光入込客数…546万人/年 ※R4年調べ
5年後:
・市内創業者数…140人 ※R6~R10の5年間計
・首都圏の「常磐もの」愛好層…80%
・観光入込客数…850万人/年

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