■対談テーマ
ーUターンいわきでの挑戦ー
好間工業団地連合会の会員企業の若手社員5名と内田市長による意見交換会「市長と語ろう、いわきライフ」を実施しました。
いわき市出身で進学や就職で一度はふるさとを離れたあと、Uターンでいわきに就職した方たちの思いをお届けします。
◇豊村さん
都会と比べ、まだまだ賃金が劣る点や交通のインフラ整備が不十分な点などありますが、何より心が満たされ、充実した日々を送っています。
子育てしやすいまちに向け、柔軟な補助制度がもっと増えると若い方の定住・移住が進み、いわきがさらに活気づくのではと感じています。
(株)タンガロイ 豊村慶太郎さん
大学を卒業後、東京の企業に就職。全国で勤務後、いわきへUターン。
現在1年目。
◇鷺さん
いわきの海が大好きで浜風が元気の源。ふるさとへ戻ってきてようやく呼吸ができた、そんな感覚です。
電車の終電時間がもう少し長いと、繁華街への滞在時間も長くなり、経済効果も大きくなると思います。若者が住み続けたいと思う施策が一つでも多く進むことを期待します。
東新工業(株) 鷺亮太朗さん
大学を卒業後、現在の企業へ就職のため、いわきへUターン。
現在3年目。
◇若松さん
ダイバーシティ(多様性)の考えが確実に定着しつつあり、育児休暇なども取得しやすくなり、男性との垣根を取ろうとする意識はあらゆる面から感じています。
都会にはない、いわきならではの居心地の良さを若者に届けられるよう、もっとPRできると良いですね。
アルプスアルパイン(株) 若松未来さん
大学を卒業後、市外の企業に就職。その後、現在の企業へ就職のため、いわきへUターン。
現在9年目。
◇星さん
子どもの頃、弊社の夏祭りイベントに参加していたことが今思うととても運命的に感じています。
いわきは、どの分野でも多くの課題がある分、やりがいも大いに感じています。いわきで働くプライドをしっかり持ち、より良いまちづくりに少しでも貢献していきたいです。
アルプスアルパイン(株) 星優希さん
大学を卒業後、現在の企業へ就職のため、いわきへUターン。
現在1年目。
◇小野さん
少子高齢化が進む中、若者はもちろんですが、高齢者の住みやすいまちづくりは、今後ますます大事になってくると思われます。
若者から高齢者まで、幅広い世代から住んでいて良かったと言われるようなまちになるよう、自分にもできることをやっていきたいです。
(株)江東微生物研究所 小野純輝さん
専門学校を卒業後、現在の企業へ就職のため、いわきへUターン。
現在4年目。
◇内田市長
まずは、いわきに戻ってきてくれて「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。
若者がどのような視点で仕事を選ぶのか、住みやすさ、支援策のあり方、行政に求めることなど、とても重要なヒントをたくさん頂けました。
本市で幸せに暮らしていただけるよう、時代に合ったイノベーションやビジネスチャンスをつくり出せるような支援策を、今後も全力で行っていきたいと考えています。
仕事以外のプライベートにおいて、どんな生活を過ごせるかという点も重要なポイントと捉えています。
前例にとらわれない新しい切り口から、いわきの魅力を最大限発揮できる支援策とより分かりやすい発信を通し、多くのチャレンジをしっかり支えていきます。
いわき市長 内田広之
大学を卒業後、国家公務員として約25年勤務し、いわきへUターン。2021年9月より市長に就任。
現在1期目。
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