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写真が語る「いわき」の歴史

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福島県いわき市

■物流空間から交流空間へ
小名浜港の1号ふ頭は昭和13(1938)年(その後、拡充)、2号ふ頭は昭和41(1966)年にそれぞれ完成し、小名浜港の物流面だけでなく、小名浜の発展に大いに寄与してきました。
しかし、船舶の大型化に伴って水深の浅い岸壁では大型船の入港が困難となっていき、改修するにしても多額の費用を要しました。
このことから、国はこれまでの「物流」「産業」一辺倒だった港の機能に「親水空間」「ウォーターフロント」という新たな機能を付加した活用を模索し、昭和61(1986)年度からは、小名浜港を含め、全国の重要港湾を対象に港湾の再開発可能性を調査する「ポートルネッサンス調査」が行われました。
こうして、小名浜港では、1号ふ頭には「いわき・ら・ら・ミュウ」、2号ふ頭には「アクアマリンふくしま」が配置され、現在一帯は交流空間としてもにぎわいをみせるようになりました。
(いわき地域学會 小宅幸一)

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