二本松市長
三保 恵一
◆こどもファースト「こども家庭センター」
子どもは未来からの使者であり、二本松市の『宝』であります。
わが国における少子化の急速な進行は、社会、経済、地域などさまざまな分野に深刻な影響を及ぼしております。
地域のつながりや人間関係の希薄化、家庭が抱える問題の複雑化が進み、困難を抱える子どもが増加しております。
子どもが安心して自分らしく過ごせる居場所作りを積極的に進めていかなければなりません。
◆「こども家庭センター」
市では、「子ども家庭総合支援拠点」と「子育て世代包括支援センター」の両方の機能を抱合した「こども家庭センター」(Mum」)を設置し、全ての子ども、子育て世代と妊産婦等に、切れ目のない包括的な支援を提供できるよう、伴走型相談支援や産後ケア事業等を進めてまいります。
相談者の皆さんの気持ちに寄り添い、さまざまな機関の支援につなげることができるよう、保健師などの専門職が相談に応じます。
児童虐待や子どもの発達、貧困、ヤングケアラー、若年妊娠などの相談のほか、問題を抱える家庭に対する支援提供計画「サポートプラン」を作成したり、必要に応じ家庭を訪問したりして、家事や育児の支援を行うことも想定しております。
市では、安心して子育てができるようサポートします。
ひとりで悩まず、気になることや、分からないことなど、なんでもご相談ください。
《例えばこんな時も…》
・児童虐待ではないかと思われたとき
・家庭の事情で子どもを育てるのが難しい
・言葉の遅れや発達の遅れが心配
・里親制度を利用したい
◆「こどもファースト」
「こどもファースト」を市政の中心に据え、全ての子どもたちが将来に対して明るい希望を持って歩んでいける、夢や希望を実現できる二本松市を目指して、これからもより一層施策に磨きをかけてまいります。
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