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輝いている人を紹介します まちのキラリ

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福島県伊達市

■2023ボッチャ強化指定選手 菅野 真樹(かんの まさき)さん(伊達市出身)
笑顔でボッチャの楽しさを話してくれた菅野選手。試合になると一転、真剣な表情で狙いを定め、球を放る。ジャックボール(白い球)にピタリとくっつけるスーパーショットを見せてくれた。

◇ボッチャはいつ始めたのですか
高校生の時に体育の授業で経験して、ボッチャのおもしろさに気づきました。

◇強化指定選手に選ばれた感想を聞かせてください
うれしかったです。ここからがんばってレベルアップをしようという気持ちになりました。

◇ボッチャのおもしろいところはどんなところですか
試合中にいろいろな駆け引きがあって、一球一球で場面が変わるところがおもしろいです。

◇難しいところはどこですか
頭の中ではどう投げればいいか分かっていても、なかなか思うようにはいかないところが難しいです。

◇試合の時はどんなことを考えていますか
一球一球を追求し、大事に投げようと思っています。失敗しても取り返す投球をすることを心がけています。試合前は緊張しますが、始まると集中して緊張を忘れてしまいます。

◇試合の時のルーティン(決まってやること)はありますか
リズムをとって、3回目で投げることです。また、試合前も試合中も、深呼吸することを大切にしています。

◇普段はどんな練習をしますか
コントロールをよくするための練習をしています。体育館で毎日練習できるわけではないので、ボッチャのボールよりも重い野球のボールを持って手首を動かすトレーニングをしたり、グーパーをして指を開く練習をしています。

◇今後の夢を聞かせてください
大きな目標は、パラリンピックに出場して金メダルを獲ることです。また、いろいろな大会で結果を残して、いつもサポートをしてくれている人たちに恩返しをしたいと思っています。
ボッチャは、誰でもできるスポーツです。ボッチャを知らない人もいると思うので、まずは体験して、たくさんの人に知ってもらいたいと思っています。

◇菅野選手、応援しています!

◆Profile
かんの まさき
1996年生まれ。福島ボッチャ愛好会所属。脳性麻痺による四肢の障がいがある。高校生の時にボッチャに出会い、2023年1月に開催された第24回日本ボッチャ選手権大会(BC1男子クラス)で自己最高の準優勝に輝く。2月に行われた強化指定選手の選考会を経て、日本ボッチャ協会強化指定選手に選ばれた。

◆ボッチャを知ろう
◇基本ルール
個人戦は1人6球のボールで戦われ、ジャックボール(白い球)により近づけた方が勝ち。写真は赤が勝ち。青い球よりも赤い球が2つ白い球に近いので、赤に2点入る。

◇奥深さの秘密
基準となるジャックボール自体が転がるため、試合展開が変わりやすい。球にも硬い球と柔らかい球があり、転がり方に差がある。試合前に相手の球を触ることもでき、菅野選手は試合の局面によって球を使い分けているという。

※伊達市ではウェルネスサロン白根「弥平ふるさと館」(3階)で自由にボッチャが楽しめます。

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