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市民の小部屋

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福島県伊達市

■#幸せがじゅずつなぎになるリレートーク
伊達市に住んでいる人が、今話したい人と対談し、実際につながりを作っていくコーナーです。誰とどのようなことを話すのか、台本はありません。光陽スタジオで家族愛に溢れた写真を撮り続ける馬場裕隆さんがつないだのは、西村沙織さん。一般社団法人tentenで転入女性を支える活動を行う西村さんと、一体どんな話に発展したのでしょうか?

#18 西村沙織(にしむらさおり)×馬場裕隆(ばばひろたか)
西村沙織…昭和60年生まれ。福岡県出身梁川町在住の元転勤族。(一社)tentenで転入女性プロジェクトを担当しながら、同法人がプロデュース管理する福島県産品ギフトショップ「ent」(福島市大町)の店舗スタッフも務める。
馬場裕隆…昭和33年生まれのプロカメラマン。地元を愛し、初代から伊達な宣伝部長を務める。

馬場:兼ねてより転入女性を支える活動に興味があり、なお、リスペクトしている西村さんにつなぎました。出身は福岡県とのことですが、梁川町に来て、市民性に違いは感じましたか?
西村:地域の人たちに、「都会からお嫁に来たのね」と言われるんですけどコンビニもない山間部の育ちなので、梁川町は便利だなという感覚です(笑)人の違いでいうと、ひかえめな人が多いなと思いました。
馬場:僕が福岡に行った時に感じたことは、ウェルカム精神がすごいこと。福島でもその文化を広げたいね。では、現在の活動のきっかけ、動機を聞いてもいいですか?
西村:夫の転勤で福島県いわき市に行った時に、誰も知らない地域に行く経験をして、仕事もしてなくて、誰も頼る人がいない。何もかもゼロからのスタートで、気持ち的にはマイナスだったかも。そういうことが本当にしんどくて。でも、それって時間が解決するのではなくて「きっかけ」だなと感じて、現在の活動につながりました。
馬場:その活力は本当にすごいと思います。町おこしっていうのは「よそ者」「若者」「ばか者」の「3者」が必要っていうじゃないですか。僕は「ばか者」なんですけど(笑)元々そこに居ない人が、外から流す。そういう人は必要だと思いますね。
西村:福岡県民って福岡のことをちょっと褒めてもらっただけでめちゃくちゃうれしいんですよ(笑)福島の人も「自分の地域が好き!」と謙遜せずに言ってもいいと思うんです。
馬場:そういった風土があるからね(泣)
西村:私が「3者」のうちの「よそ者」担当するので、盛り上げていきたいなって思いますね
馬場:ありがとうございます。最後に、西村さんが考える「幸せ」を教えてください。
西村:この質問くるなと思って考えていました(笑)大事な人たちや家族がいて、くつろげるお家があることかなと。仕事としては、ちょっとでも生き生きと自分らしく福島を楽しんでもらえる人たちが1人でも増えてくれたら幸せだと感じますね。

次回のトーク:三瓶航さん(聖光学院教諭)×西村沙織さん

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