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市民の小部屋

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福島県伊達市

■#幸せがじゅずつなぎになるリレートーク
伊達市に住んでいる人が、今話したい人と対談し、実際につながりを作っていくコーナーです。誰とどのようなことを話すのか、台本はありません。一般社団法人tentenで転入女性を支える活動を行う西村沙織さんがつないだのは、聖光学院高校教師の三瓶航さん。つながりを尊重する二人が、おしゃれなスペースでトークしていきます。

#19 三瓶航(さんぺいわたる)×西村沙織(にしむらさおり)
三瓶航…昭和57年生まれ。聖光学院高校に16年勤務し、現在は「進学探究コース」のコース長を務める。今年の「ふくしまふるさとCM大賞」応募作品を生徒たちと作成するなど、幅広く活動する。
西村沙織…昭和60年生まれ。(一社)tentenで転入女性プロジェクトを担当しながら、「ent」の店舗スタッフも務める。

西村:早速ですが、「進学探究コース」について気になりました。探究の時間は何を勉強しているのか教えてください。
三瓶:「進学探究コース」は昨年度から学科再編でできました。生徒が自分の興味・関心のあることについて、計画を立てて進んでいく。私もわからない正解に、生徒が自分自身でたどり着くように勉強しています
西村:いろいろな準備を要したと思われます。大変だったことを聞いてもよろしいですか?
三瓶:ありがたいことに、学校から「自由にやっていいよ」と言われたんですけど自由と孤独は表裏一体でして…孤独で突き進んでいくのが大変でした(笑)でも、西村さんを始め、いろんな人にお会いでき、今では財産になっています。
西村:tentenの活動も、他県から来た人が参加者にいて、つながり作りが一番大切だと思うんです。三瓶先生はどのようにつながりを作っていったか聞いてもいいですか?
三瓶:つながり作りについては、教員になる前に、営業として会社勤めをしていた経験がやっと活きたと思っています。
西村:脱サラして教師を志したきっかけは何ですか?
三瓶:元々、先生にはなりたかったんですよ。ただ、大学の時に同じく先生を志した人には、正直、このままでは勝てないなと思いまして…社会人経験を積んで先生になれば、違ったことを教えられるかもしれないと思って、会社員を経験させていただきました。
西村:社会経験をされている先生と話ができることはすばらしいと思いました。言葉の重みも変わってきますよね。最後になりますが、三瓶先生にとって幸せとは何ですか?
三瓶:生徒たちにも言ってるんですけど、自己決定できることが幸せかなと思ってまして。自分が決めたことを突き進んでいけば、幸せになるかなと。生徒たちも、大人から感じ取っていただければいいなと思います。私も楽しんでやってるので、その姿を見て、「いつも三瓶先生、笑顔だな」と感じ取ってくれればありがたいですね。

次回のトーク:佐藤紅里さん(地域おこし支援員)×三瓶航さん

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