■「霊山、幻想的な秋」The Magical Autumn of Ryozen
アメリカで伊達市を検索すると真っ先に出てくる「霊山」は、日本に来る前から知っていました。約2年の伊達市在住中、初めて霊山に登ったのは去年の11月のことです。
霊山紅葉まつりの頃、霊山は紅葉の盛りで、登山口から少しも進んでいないのに、目の前に鮮やかで華麗な色彩が広がり、思わず立ち尽くしてしまいました。登山道をさらに進むと息をのむような光景が続きましたが、登山に慣れてない私は、最初の急勾配を喘ぎながら登り、すれ違った人たちに気さくに挨拶を返すのが精いっぱいでした。少し慣れて余裕ができると、岩を登ったり、ロープを使いながら厳しい所を登ったり、遺跡を見たりして色々な冒険を楽しむことができました。
しかし、登山道は所々危なそうな場所があり、ロープやガードレールなどがないことにビックリしました。特に一人ずつしか通れない崖の「蟻の戸渡り」には驚きました。素早く渡っていた年配の方を見て、憧れを感じずにはいられませんでした。頂上から見た景色は、言葉で言い表せない、一生忘れることができないものでした。もっと早く訪れたら良かったと思います!
当時は人が多かったため、動物の気配がありませんでしたが、またいつか霊山に登ったら、カモシカに出会えることを夢見ています。心が癒されるので、みなさんもぜひ「霊山」の美しい景色を見に行ってください!(ララ)
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