文字サイズ
自治体の皆さまへ

健康通信

34/47

福島県伊達市

■認知症になってもさすけねぇ〜まちをめざして 住み慣れたまちで安心して暮らすために
前号は、認知症の予防について特集しました。今回は、認知症になっても、認知症の人、家族や周囲の人が、住み慣れたまちで穏やかに安心して生活できるよう、私たちができる支援、制度、地域の取り組みについて特集します。

▽認知症の人と接するとき
自分や家族、誰でも認知症になる可能性があります。認知症の人の心情は様々ですが、何も分からないわけではありません。本人が、自分自身を心配し、辛い思いをしていることがあります。認知症の人への対応の心得として、
・驚かせない
・急がせない
・自尊心を傷つけない
といった「3つのない」が基本姿勢であり、さりげなく自然に接することが一番の支援となります。
認知症だからといって、付き合いを変えるのではなく、認知症の理解に基づく対応が必要です。

▽伊達市認知症ケアパス
認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らすための手引き「伊達市認知症ケアパス」があります。
認知症を発症し、症状が進行していく中で本人やその家族が、いつ、どこで、どのような支援が受けられるか、ケアの流れを示した手引きです。

▽認知症初期集中支援チーム
認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けられるよう、認知症やその家族に早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」があります。早期に認知症の診断が行われ、速やかに適切な医療、介護サービスなどが受けられる初期の支援体制を構築しています。
認知症の人または認知症と疑われる人で、認知症の診断を受けていない人、医療または介護サービスを受けているが対応に困っている事例に対し訪問・相談活動等を行っています。各地域包括支援センターや、担当ケアマネジャーへご相談ください。

▽高齢者等見守りQRコード
認知症などにより、自宅に帰ることができなくなる恐れのある人などが保護された時のために、身元確認に役立つ「QRコード」を配布しています。QRコードを衣類や持ち物に貼り、発見時に読み取ることで、コールセンターから家族へ連絡します。詳しくは高齢福祉課または各総合支所へお問い合わせください。

▽認知症サポーター養成講座
認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を地域で見守るまちづくりをめざすため「認知症サポーター養成講座」を実施しています。
認知症サポーターは特別な活動をするわけではありません。認知症の人やその家族の「身近な理解者」「見守りの担い手」となる応援者です。講座の開催をご希望の際は、伊達市高齢福祉課または各地域包括支援センターへお問い合わせください。
・伊達地域包括支援センター【電話】551-2144
・梁川地域包括支援センター【電話】572-4872
・保原地域包括支援センター【電話】574-4774
・霊山・月舘地域包括支援センター【電話】586-1323
(月舘出張窓口(月)(水)(金))【電話】573-3113

▽認知症カフェ
認知症の人やその家族などの介護者、地域住民、専門職など、さまざまな人たちが出会い、つながることができる学びのカフェです。
地域の中で誰もが参加し集まれる場所として、市内各地で開催されています。詳しくは、各地域包括支援センターへお問い合わせください。

▽認知症サポート医より
医療法人なかのクリニック 中野恵一(けいいち) 医師
伊達市には認知症初期集中支援チームが設置されていて、早期の支援体制が構築されています。私もその一員であり、認知症サポート医としてチーム員とともに活動し、対象となる方を医療や介護サービスにつなげていけるよう体制を整えています。地域の方々の中には、認知症と思われる方がいても、どのタイミングで相談したら良いか悩むことがあると思います。ご家族など周囲の方は、少しでも「おかしい」と感じることがあったら、相談していただきたいです。異変に気付いた時点で認知症が進行していることがあるので、遠慮せずお近くの包括支援センターへ相談していただけると、早期の支援につながります。
記憶力の低下は人として普通のことであり、認知症は発症を遅らせる、予防の視点が大切です。認知症の方がいても特別扱いせず、誰もがなり得るものですので、身近なものとして捉えていただきたいです。認知症の症状を知り、見通しや予測がつくと家族や周囲の方も安心できると思います。認知症に関する理解を地域全体で深め、皆で見守っていけるような地域になっていけば良いなと感じております。

問合せ:高齢福祉課地域包括ケア推進係
【電話】575-1125

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU