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市民の小部屋

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福島県伊達市

■#幸せがじゅずつなぎになるリレートーク
伊達市に住んでいる人が、今話したい人と対談し、実際につながりを作っていくコーナーです。誰とどのようなことを話すのか、台本はありません。聖光学院高校教諭の三瓶航さんがつないだのは、地域おこし支援員の佐藤紅里さん。富成地域を拠点に活動する佐藤さんのホームグラウンドで、どんなトークが展開されたのでしょうか?

#20 佐藤紅里(さとうあかり)×三瓶航(さんぺいわたる)
佐藤紅里…平成12年生まれ。宮城県仙台市出身。農業の魅力に気付き、伊達市に移住し、地域おこし支援員として活動中。富成地域を拠点とし、さまざまなイベントを立ち上げる。
三瓶航…昭和57年生まれ。聖光学院高校に16年勤務し、現在は「進学探究コース」のコース長を務める。

三瓶:私が就職したばかりの時は、地域おこし支援員を存じ上げなかったのですが、具体的にどういう仕事をするんですか?
佐藤:ミッション型とフリーミッション型といった制度があって、私はフリーミッション型で担当地区を割り振られ、自由な発想で地域の方といろんなイベントを企画したり、まちを盛り上げるお手伝いをさせていただいてます。
三瓶:宮城県出身とのことでしたが、なぜ福島県の伊達市に移住を決めたのですか?
佐藤:高校生の時に初めて伊達市を訪れ、一面ピンクの桃の花を見て、農業ってすばらしいと思ったのがきっかけです。桃に携わるお仕事がしたくて伊達市を選びました
三瓶:伊達市の農家さんが聞いたら、涙が出ちゃう話ですね。ちなみに、ずっと視界に入ってしまって刷り込まれているんですけど(笑)服に書かれた「とみなりジェラート」とは一体?
佐藤:富成地域まちづくり振興会で、富成のものを使って商品開発をしようと、ジェラートを作りました。最初はプラム味、最近シャインマスカット味の販売も開始しました。道の駅などで販売しているので、ぜひ食べてみてください。
三瓶:自由な活動がまさに高校の探究活動のようです。地域の人と一緒に模索していく活動に、ぜひ高校生も参加させていただけたらと思います。
佐藤:「富成ばんかた市」という地域の特産品などを売っているフリーマーケットや、体を動かしながら交流できる場として「富成卓球愛好会」なども立ち上げています。立ち上げで満足せず、継続して開催していくことが目標ですね。
三瓶:イベントなどを継続していくってなかなか難しいですけど、そういうことが根付いていけばいいですね。最後に紅里さんが感じる幸せとは何か教えてください。
佐藤:私にとって幸せな時間はこの時だというのは特になくて。毎日が幸せです(笑)どんな状況でも捉え方次第で幸せだと思うことはできるんじゃないかと個人的に思っていますね。

次回のトーク:樋口高志さん(風知草)×佐藤紅里さん

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