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市民の小部屋

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福島県伊達市

■#幸せがじゅずつなぎになるリレートーク
伊達市に住んでいる人が、今話したい人と対談し、実際につながりを作っていくコーナーです。誰とどのようなことを話すのか、台本はありません。大三ニットの大内清加さんが紹介してくれたのは、父の仕事を継ぎ、実家の漢方薬局で「漢方のお茶」などの新商品を次々に開発し発信する貝津有岳さん。同級生ならではのトークで話が弾んだようです。

#13 貝津有岳(かいつありたけ) × 大内清加(おおうち せいか)
貝津有岳…平成4年生まれ、梁川地域在住。港屋漢方堂薬局勤務。漢方のお茶など新商品を次々と開発し、漢方で地域振興を目指す。
大内清加…平成4年生まれ。梁川地域出身。実家の大三ニットに勤務し、自社ブランドのデザイン考案や企画・営業を手がける。

大内:小中学校の頃は有岳くんがお父さんと同じ道に進むとは思っていなかったけど、なんで継ぐことにしたの?
貝津:コロナ禍になって、漢方が大きい存在になってきたと感じて、漢方をもっと取り入れてもらうには…と考えて、漢方のお茶にたどり着きました。
大内:自分から発信するイメージがなかったから、お茶を作ってSNSで発信しているのは意外だった!商品をインスタ映えする感じに撮ってるのがすごいなぁって思う。
貝津:会う人会う人に、女性がやってるんですか?って聞かれるんで、シメシメと(笑)
大内:あははははは(笑)。今はお茶づくりがメインなの?
貝津:漢方の相談を受ける仕事とお茶と半々くらいかな。漢方を広めるためのお茶づくりだから、漢方薬局の仕事をメインにシフトしたいと思ってる。
大内:間口が広がるといいなって感じかな。
貝津:うちの薬局に足を運んでもらうきっかけになったらいいし、薬草を育ててるから梁川にも来てもらいたい。漢方の世界に入ってくれた人には父みたいにしっかりとした知識で説明して、健康になってもらいたいね。
大内:有岳君のお父さんは漢方の先生って感じ。小学校の頃かな、授業に来てくれてきのこ採り教わったことあったよね?
貝津:…あったかもしれない。
大内:私の記憶違い?(笑)今年は一緒※に商品を作る話もしてるんだよね。糸とかを探しているので、5月くらいに試作を、と思ってはいるんだけど…。
貝津:うれしいね。
大内:楽しみ半分、大丈夫かな…が半分(笑)。本当にゼロから作るのは初めてだから結構ドキドキしてるよ。まさか一緒にモノづくりをするとは思っていなかったから感慨深いよね。
貝津:まぁゆるく、ね(笑)
大内:最後に、有岳くんの幸せを教えてください。
貝津:漢方で、みんなが笑顔になってくれたらいいなって思うし、こうして同級生で地元を盛り上げる取り組みをできることも幸せ。もっとこういう輪が広がったらいいなと思いますね。
※貝津さんが育てた薬草や漢方を使って糸を染め、大内さんがニットなどの商品を企画する「コラボ」を考えている。

次回のトーク:鈴木利幸さん(玉鈴醤油株式会社)×貝津有岳さん

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