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■男女共同参画を進める新計画が決定
伊達市では、男女共同参画社会実現に向けた取り組みを進めるため、条例にもとづき「男女共同参画プラン」を作っています。2023(令和5)年度から始まる第3次計画の内容と、市民の皆さんに協力してほしいことをお伝えします。

◇男女共同参画社会とは?
男女がお互いを尊重し合い、職場、学校、家庭、地域などの社会のあらゆる分野で、性別に関わらず個性と能力を十分に発揮し、喜びや責任を分かち合うことができる社会のこと。

◇第3次計画の期間は?
2011年〜第1次計画
2018年〜第2次計画
2023(令和5)年度〜2027(令和9)年度の5年計画

◇合言葉(キャッチフレーズ)は?
〜一人ひとり自分の色で輝ける社会へ〜
令和4年度に市内の中学2年生を対象にキャッチフレーズを募集し決定しました。「個性を目に見える色に例え、その色を否定したり、上書きしたりする人がいなくなってほしい」という思いが込められています。

◆男女共同参画社会実現のための「4つの基本目標」
◇意識改革
全ての人が性別による差別を受けることなく、互いの性と人権を尊重し合う社会づくり
・固定的役割分担意識や思い込みによる慣行の見直し
・学習機会の充実
・多様な性の尊重
など

◇意思決定への参加
性別にかかわらず全ての人が社会のあらゆる領域の政策・方針決定の場に参画できる社会づくり
・市政への女性の意見反映
・地域活動・企業・団体などへの女性の参画促進
・女性の人材育成
など

◇仕事と生活の調和
男女が共に家庭・職場・地域のさまざまな活動を自らの選択により実現できる社会と環境づくり
・多様な働き方ができる環境づくり
・育児などへの男性参画支援
・子育て・介護サービスと相談体制の充実
など

◇健康と安心な生活
全市民が生涯健康で、性別や年齢・役職など社会的立場の差を利用した暴力のない環境づくり
・暴力への相談体制の充実
・健康管理や増進の支援や妊娠出産の支援
・生活上の困難を抱える男女への支援
など

◆皆さんに、協力してほしいこと
◇家庭で
・家庭内で家事や育児、介護を分担する
一人に負担が偏っていませんか?
・「女らしく「」男らしく」ではなく「自分らしく」
固定的な価値観で子どもの行動を制限せず、個性を伸ばしましょう

◇地域で
・地域の男女共同参画を進める
自治会役員などへの女性参画を進め、みんなの意見を取り入れましょう
・性別や世代を超えて地域活動に関わる
みんなで協力し活力ある地域を作りましょう

◇学校で
・お互いの個性を尊重する
性別や身体的特徴にかかわらず、個性や生き方を尊重しましょう
・多様な選択があることを学ぶ
性別に関係なくさまざまな選択肢を知り、自分の可能性を広げましょう

◇職場で
・安心して働ける環境をつくる
休業制度や柔軟な働き方を進め、家庭との両立が可能な職場を作りましょう
・個々の能力を尊重・発揮できる環境をつくる
性別で役割や役職を制限せず、個性を生かせる環境を作りましょう

◇担当者のひとこと
みんなちがって、みんないい!十人十色さまざまなひとが自分の個性を大切にできる社会のために、皆さんのご協力をお願いします!
協働まちづくり課　斎藤　智樹(さいとう　としき)

問合せ：協働まちづくり課協働推進係
【電話】575-1177