「ドッグ・デイズ」Dog Days of Summer
毎年7月上旬から8月中旬頃まで、北半球では夏の気温が最も高くなる期間です。この期間は「ドッグ・デイズ」と呼ばれています。どうしてそう呼ばれるのかわかりますか?暑すぎて日陰でも犬があえいでしまうから、という説もありますが、星座のおおいぬ座の中で最も明るく輝く星「シリウス」に由来するそうです。シリウスは「ドッグ・スター」とも呼ばれ、この期間、太陽とともに昇り、沈むように見えるので、古代ローマ人は、この2つの星が一緒になった熱で、気温が耐えられない程高くなったと信じたことからそう呼ばれるようになりました。
7月の最高気温が平均40℃のラス・ベガスに住んでいる私の兄は、車の中でブラウニーを焼いたこともありました。「歩道で卵が焼けるほど暑い」という表現もあるくらいです。ほとんどの皆さんは外に行くと靴を履くので気にしないかもしれませんが、晴れている24℃の日でも、アスファルトの表面温度は52℃を超えることがあります。裸足で走り回る子どもや、飼い主が良かれと思って散歩させたペットがこの温度にさらされると、ひどいやけどを負う可能性があります。熱中症対策をしながら、ペットを含め大切なご家族が安全にドッグ・デイズを過ごせるように気を付けましょう!
(ララ)
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