流域治水とは、河川の護岸や堤防を整備するなどの行政の取り組みと合わせて、地域の企業や住民の皆さまの協力を得ながら、一緒に水災害に備えていこうという考え方です。
[Check!]阿武隈川水系流域治水プロジェクトとは?
河川国道事務所HP
※広報紙P.8に二次元コードを掲載しています。
【流域治水の取り組み(1)】阿武隈川上流遊水地群の整備
国土交通省は、阿武隈川上流(鏡石町、矢吹町、玉川村)において、約350ヘクタール(東京ディズニーランドの約7倍)の大規模な遊水地群の整備を進めています。
遊水地は、洪水時に川の水を一時的にため込み、その地域と下流域の浸水被害の軽減に大きな効果を発揮します。
遊水地群を整備するためには、多くの家屋の移転や広大な土地が必要となります。鏡石町、矢吹町および玉川村の地域の皆さまのご理解・ご協力をいただき、令和10 年度の完成を目指して事業を進めています。
◎上流遊水地群の平常時の利活用に関する皆さまのご意見を募集中です!(7 月22 日(月)まで)
※広報紙P.8に二次元コードを掲載しています。
【流域治水の取り組み(2)】河川整備の実施など
河川の断面を広げる堤防の整備や河道掘削など、安全に川の水を流すための対策を実施しています。
▽水位低減効果のイメージ
河道掘削や遊水地整備が進めば、伊達市付近でも水位低下が見込まれます。
※詳しくは広報紙P.8をご覧ください。
▽河道掘削(伊達市保原町付近)
出典:国土交通省福島河川国道事務所
※詳しくは広報紙P.8をご覧ください。
■防災減災のための伊達市の取り組み
○排水ポンプ車の配置
排水ポンプ車の配置や水防活動などに必要な資機材の確保に取り組んでいます。
○土のうステーションの設置
「土のうステーション」を市内11カ所に設置しています。浸水防止対策としてご活用ください。
○だてなび
防災マップや気象情報、避難情報が確認できます。
[Check!]伊達市公式アプリ
※広報紙P.8に二次元コードを掲載しています。
■みんなができること
○大雨時にお風呂や洗濯の水を流さなければ、川への負担を減らすことができます。
○防災マップを確認し、水害時に取るべき行動を家族みんなで考えましょう。
問合せ:建設課用地企画係
【電話】573-5063
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