市内唯一の公立高校「伊達高校」。文化、スポーツさまざまな分野で活躍する生徒たち。地域の宝である若者が、この夏、全国の舞台に羽ばたいた。普段の努力と、大会の振り返りをインタビュー!
◇第28回全国高校新聞年間紙面審査賞 奨励賞受賞
伊達高校 新聞部
部長 宮口由依(みやぐちゆい)さん(2年生)
副部長 稲村充生(いなむらあつき)さん(2年生)
◇第77回全国高等学校陸上競技対校選手権大会 出場
陸上競技部 女子ハンマー投げ
髙野優衣(たかのゆい)さん(3年生)
■髙野優衣さんインタビュー
[Q]ハンマー投げを始めた経緯は?
中学は吹奏楽部でした。高校はマネージャー希望で陸上競技部に。選手として「投てき」競技にも出場しましたが上手くいかず。顧問の鈴木敦(すずきあつし)先生に「ハンマー投げをやってみないか」と言われたのがきっかけでした。
ハンマー投げは難しい競技ですが、飛距離で自分の成長が目に見えるから楽しいです。
[Q]全国大会の感想は?
惜しくも自己ベスト更新とはいきませんでしたが、全国の空気感を知り、達成感を味わうことができました。8月下旬の東北総体が部活動最後の大会なので、他選手のフォームを見習い改善して、記録を残し、うれしい気持ちで引退したいです。
[Q]後輩に向けて一言
私はサボり癖があったんですけど(笑)「私にはできる」のマインドで、自分の限界までやることの大事さを知りました。後輩にも、一日一日を大事にがんばって欲しいです。
■伊達高校新聞部インタビュー
[Q]入部したきっかけは?
宮口:入学時に部活動発表会で新聞部の存在を知り、やりたいと思いました。
稲村:中学は運動部でしたが、いろいろやりたくて新聞部に。
[Q]新聞作成時に大変なことは?
宮口:部員数が少なくても、締め切りを守らなければいけないことです。その分、新聞ができたときは、達成感を感じます。
稲村:見出しを考えること。先輩の新聞を参考にしています。
[Q]全国で受賞した感想は?
二人:驚きでした。奨励賞の上に優良賞があるので、後輩たちと、次はそこを目指したいです。
[Q]後輩に向けて一言
宮口:新聞作りは本当に大変。一人じゃできないから、みんなと協力しながら楽しさを見出してくれたらと思います。
[Q]二人にとって「新聞」とは?
宮口:もう部活じゃないですね。「仕事」です(笑)
稲村:取材するうちに「生活の一部」と感じました。
[Profile]たかの ゆい
3年生を含めると11人在籍する陸上競技部の部長。4キロもあるハンマーを投げるため、体づくりに専念する。自己ベストは42.86メートル。卒業後の進路は、看護系に進み、培った体力を生かしていきたいと話す。
[Profile]伊達高校 新聞部
「今」を伝え続ける伝統ある新聞を目標に、令和6年度は5人の部員(2年生4人、1年生1人)で活動中。ひたむきにがんばり、切れ目なく、校内新聞を発行している。主体的な活動は、部員の成長にもつながっている。
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